老人一年生 老いるとはどういうことか 幻冬舎新書

副島隆彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344984585
ISBN 10 : 4344984587
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
176p;18

内容詳細

私は初期の老人、老人一年生だ。この半年、痛風で歩くことが困難だった。他に前立腺肥大症、高血圧、頚痛・腰痛、慢性気管支炎に次々襲われた。体のあちこちが痛い。痛いと訴えても同情すらされない。老人に当たり前のこのことが若い人には理解できない。これは残酷で大きな人間の真実だ―。老人病とは何か。著者は痛みにどう対処したのか。余計な手術ばかりする整形外科医と、長生き推奨医の罪も糾弾する。老化のぼやきと、骨身にしみた真実を明らかにする痛快エッセイ。

目次 : 第1章 老人は痛い。だから老人なのだ/ 第2章 私の5つの老人病/ 第3章 「腰痛と首、肩の痛みは治るようである」論/ 第4章 痛みをとるのがいい医者だ/ 第5章 目と歯も大事だ/ 第6章 いい鍼灸師、マッサージ師は少ない/ 血液&尿検査項目解説

【著者紹介】
副島隆彦 : 評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校教師、常葉学園大学教授等を歴任。政治思想、金融・経済、社会時事評論などさまざまな分野で真実を暴く。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続けている。今回はじめて、自らの体験をもとに老人分野の問題点を提起した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • GAKU さん

    医療の専門家でもないのに、自分の症状、経験だけで独断的に主張している点が気になった。あと文字が大きく、挿入されている図や表も大きく、ページ数に対して内容はスカスカ。

  • シュラフ さん

    「今でも大学病院や大病院の整形外科医ほど、たくさん椎間板ヘルニアの手術をしている。今の今もどんどん切っている。これは大変危険なことだ。おそらくこれは医療犯罪と呼んでいい、大変なスキャンダルだと私は気づいた」。副島先生が分野外の医療についてどう書くか興味深く読んだが、やはり副島節は健在だった。椎間板ヘルニアの原因と治療法については門外漢なのでなんとも判断はつかないが、筋肉の痛みが腰痛の原因だという副島先生の主張は覚えておくことにする。それにしてもこんなうるさい患者が増えると医師も大変だなと同情したくなる。

  • Carlyuke さん

    ソエジーがこんな本出してるんだ。実感的医療論。ちょうど自分の肩の痛みで整形外科に行ったら混んでいて, 異常ないけど内臓が悪いかもしれないから内科でも検査するように言われ, 別の病院に行く前に購入。結局自分の躰は何でもなかったが検査のために結構お金取られた。その合間に読了。本を読んで, 確かに間違った治療, 必要ない過剰治療というものはある, と思った。歯のインプラント, 眼のレーシックなど自分は元々絶対にやるつもりはない。背中, 腰, 肩の痛みは筋肉の痛み, 一部の医者は東洋医学に寄り添うとのこと。

  • kenitirokikuti さん

    副島隆彦氏と同世代の吉本主義者のおじさんと似たような体のおかしくなりかたをしてるので、まぁ世代や文化的なもんもあるなぁ、と思った。共通するのは痛風と高血圧だ。酒やタバコが原因だと思う(少なくともプラスに作用するまい…)。ケミカル嫌いだが、幼少期にはなかったから不信感を抱いてるだけだと思う。あと、目につく汚れには気がつくが、細菌にはうとめ。個人的にはそれを「解像度が低い」と表現している。比率はわかるけど、濃度にうとい感じ。

  • 田中峰和 さん

    トランプの勝利を半年以上前に断言した、評論家が本職の著者は、自分の抱える成人病の分野でも自信満々に自説を展開する。老人とは65歳からだが、その一年前なのに副島は「老人一年生」と宣言する。医者の言うことを鵜呑みにしないのは彼らしい。自分なりに調べ続け、解釈する探求心も立派だ。成人病とは老人病というのもごもっとも。戦前までの平均寿命をはるかに超えているのだから、身体にガタが来ても当たり前。80代で手術する人は医者の稽古台というのも一部納得できるが、本人にすれば、治る可能性があれば手術を受けたいのも本音だろう。

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副島隆彦

評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任

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