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「エルマーのぼうけん」をかいた女性ルース・s・ガネット 福音館の単行本

前沢明枝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834081930
ISBN 10 : 4834081931
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1部 『エルマーのぼうけん』が生まれるまで(むかしむかし…ちいさなルーシー/ ルーシー 学校へ行く/ ルーシー ハイスクールへ行く/ ルーシー 大学へ行く/ エルマーの物語のたんじょう/ 『エルマーのぼうけん』本になる)/ 第2部 イサカの町で―今のガネットさん

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat

    物語や文字への幼い頃からの親しみと創作。時勢を鑑みると、先進的な環境と交流が、著者の根幹となる過程。故に研究所での挫折もある意味自然ではあるが、その後の半生には必然の転機だったのかもしれない。ポイント、ポイントで触れるエルマーの”裏話”も期待通り。お気に入りは、「ガム」の件。可愛い思いが、込められているなぁ。但し、二巻目のタイトルが変更された理由は、永遠に謎のようだ。作家になりたくなかった?!自宅の納屋に作った「こびと村」も、その解答の1つだと思う。

  • はる

    「エルマーのぼうけん」は、私が小さい頃にはじめて自分で買った本なので、とても思い入れがあります。先生の読み聞かせがあまりに面白くて、我慢できず本屋に駆け込みました。それから何度読み返したことか…。そのエルマーの作者についてはほとんど知らなかったので、こんなチャーミングなおばあちゃんだと分かって嬉しいです。高齢ながら今も御健在なのもさらに嬉しいです。

  • ぶんこ

    残念ながら「エルマーのぼうけん」を読んだ事がないのです。読メさんの素敵な感想を拝見して読んでみました。7人の娘さんを育てられた肝っ玉母さんでもあったルーシー。小学校の教育方針が素晴らしくて感嘆しました。子供達に考えさせる、お店やさんを運営させて、仕入れから販売、入出金の管理までさせる事で体で覚える様々な事。素晴らしい!育ってきた環境がルーシーをつくり、この本を生んだのだと思うと感慨無量になりました。ルーシーの物語に夫のピーターのカリグラフィー、父の再婚相手の挿絵。家族で考えて創り上げた本だったのですね。

  • Ikutan

    『エルマーのぼうけん』は子どもの頃に夢中で読んだ大好きな作品。この本は、90歳になる作者に筆者がインタビューし、児童書として読みやすくまとめたもの。まず、彼女が受けた考える力をつける独特な教育方針が素晴らしい。自由な発想を大事にする周りの大人の対応もいいですね。『エルマーのぼうけん』の原点はガネットさんの奇想天外で豊かな発想と、血の繋がらない家族も大切にする優しさの中にあるのでしょう。それにしても雪道を運転までしちゃうなんて凄い。物事を前向きに捉え、ユーモア溢れる、とてもチャーミングなおばあちゃんでした。

  • emi

    私が初めて外国の作家の本を読んだのは、「エルマーのぼうけん」でした。実は親が私の読みたかった本ではなくこちらとすりかえて!注文したという本なのですが、読み出すと面白くて、あの優しい少年とりゅうの物語の世界が大好きになっていました。そんな物語を書いたガネットさんは、私の想像よりずっと好奇心旺盛でパワフルな女性でした。小さな頃に一緒に生活していたルシールさんの影響、怒らない両親、エルマーがたくさん持っていたガム、カナリア島が出てきた理由、そしてあの挿絵や出版に至るまでの家族の話…全部があの話を作ったんですね。

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