ゴジラ S.P <シンギュラポイント>

円城塔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087900811
ISBN 10 : 4087900819
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
448p;20

内容詳細

TVアニメシリーズ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』小説版!
2030年、千葉県逃尾市に一体の未確認飛行生物が飛来する。
「ジェットジャガー」と呼ばれる銀色のロボットと交戦の末、突然死を遂げたその怪鳥は「ラドン」と名付けられた。
その後、逃尾市周辺でラドンの死骸が相次いで発見されて――小説で描かれるもう一つの物語。

【著者紹介】
円城塔 : 1972年北海道生まれ。2007年『Self‐Reference ENGINE』でデビュー。2012年『道化師の蝶』で第146回芥川龍之介賞受賞。2019年『文字渦』で第39回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • keroppi さん

    アニメを見てから随分と時間が経っているせいかもしれないが、十分理解出来たとは言いがたい。それでも、ゴジラを始めとする怪獣たちの世界を堪能した。1954年を起点とし、そこから響きわたるように、今、怪獣が現れる。形を変え、大きさを変え、表情を変えるゴジラは、1954年から始まり、様々な変遷を辿って、今も作られ続けるゴジラ映画そのもののような気がしてくる。一旦消えたかに思うが、また違う形でやってくる。そう、来年には、また新しいゴジラ映画が現れる。

  • Bugsy Malone さん

    アニメで描き切れなかったものを小説としたのか、それとも新たに解釈を付け加えたものなのか。どちらにせよ面白い事この上ない。小説を読み、読んだ部分のアニメを観返す。そしてまた小説を読み進める。アニメでは描かれていない怪獣やAIの思考と人物背景、それらを知り更に深くアニメにものめり込む。双方で語られる理論や解釈に、全ては理解出来なくても感覚的に思ってしまうのです。アニメも小説もこの上なく面白いと。小説でのエピローグ、「これからあとの出来事は、これからあとの物語に属することになるだろう。」その物語が読んでみたい。

  • りんご さん

    「分かったような気になる」グラフはかなり上昇します。「理解した」グラフでは決してない。ただしその気にはなります、すなわち満足度がめちゃくちゃ高い本でした。自分としてはアニメを見てたことで「難しい理論を理解しなくても話を進めて大丈夫」という開き直りができてたのも良かったのでしょう。でもしっかり読む気になったら深読みすることもできる、ここが良い。アニメの中で理論を垂れ流してた部分も字で読めますよ!読みたくなるっしょ?アニメをまた見たくなりますね。

  • ホシナーたかはし さん

    再読したので改めて。押井守「TOKYO WAR」と一緒でアニメ版と合わせないと理解できないSF小説。惜しい所:アニメ版放送中またはブルーレイと同時販売にするべきでした。 良い所:おやっさんの職人技を計算であらわそうとして無理なところが面白い。捕鯨砲の射手やさとみさん等、アニメでちょっとしか出番が無かったキャラにスポットを当てしつこくなく描かれているところが良い。対抗する博士が多重世界で複数に対し、ゴジラは「不条理な破壊・災害」で一つの存在としてかかれているところが納得。

  • 如水 さん

    アニメはガッツリ見てました。もしかして最終回をより詳しく書いてるのかなぁ…と思い読みましたが、そんな事は無かったです💧アニメを先に見るか?小説を先に見るか?で有ればアニメを先に見た方が分かり易いと思います。内容は…ゴジラ好きならナルホド〜!と有る意味では思える内容です。今となっては不思議に思いません?初代ゴジラ(1954)の後、ゴジラの逆襲とか初代ゴジラからの続きの平成ゴジラ(1984)とか『そもそもお前、1作目で死んだんちゃうんか〜い』と…その謎がこの小説で解き明かされます👍

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人物・団体紹介

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円城塔

北海道生まれ。作家。『オブ・ザ・ベースボール』(文春文庫)で第104回文學界新人賞、『烏有此譚』(講談社)で第32回野間文芸新人賞、『道化師の蝶』(講談社)で第146回芥川龍之介賞、『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著/河出文庫)で第33回日本SF大賞特別賞ならびに第44回星雲賞日本長編部門、『文字渦』

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