世界史を動かしたワイン 青春新書INTELLIGENCE

内藤博文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784413046671
ISBN 10 : 4413046676
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
追加情報
:
208p;18

内容詳細

キリスト教とワインの関係を決定づけた「最後の晩餐」、14世紀のペスト禍以降、2つの異なる味が生まれたブルゴーニュ、イングランド王の領地となることで一大産地となったボルドー、ナポレオン戦争後、フランスの救世主となったシャンパンの力、低迷していたイタリアワインを復活させた19世紀のイタリア統一運動、ウクライナのワイン文化を破壊したソ連のペレストロイカ、ワインには世界史のさまざまな物語が凝縮されている。

目次 : はじめに 西洋の歴史はなぜ、ワインと切っても切り離せない関係あるのか?/ 第1章 古代ギリシャの民主政治とキリスト教を育てたワイン/ 第2章 カール大帝と修道院が復活させたワイン文化/ 第3章 英仏百年戦争を巡るブルゴーニュ、ボルドー、シャンパーニュの戦い/ 第4章 ヨーロッパの世界進出がもたらしたワインの進化とスパークリングの誕生/ 第5章 フランス革命とナポレオンの暴風が産み落としたワインの「伝説」/ 第6章 もう一人のナポレオンによってもたらされたワインの黄金時代/ 第7章 新興国アメリカによるワイン支配と独自の進化を遂げる日本のワイン文化

【著者紹介】
内藤博文 : 1961年生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、現在はおもに歴史ライターとして活躍中。西洋史から東アジア史、芸術、宗教まで幅広い分野に通暁し、精力的な執筆活動を展開。同時に、オピニオン誌への寄稿など、さまざまな情報発信も積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かずぼう さん

    高級ワインを呑んでみたいとも思うけど、安くても美味いワインも沢山ある。芸能人格付けチェックをみても、そう思う、最近、対抗するワイン(5000円位)の銘柄を出さなくなったな。そりゃあ、何百万の超高級に勝ったワインなら呑んでみたくなるよね。

  • 寝落ち6段 さん

    酒など全く呑まない下戸中の下戸である私は、ワインの芳醇な香りすら、アルコールのつんとしたところが苦手で、全く愉しめない。だけど、やはりワインはただの飲み物ではなく、ヨーロッパにとって、キリスト教にとって、重要なものなので学んでおきたいと思う。ワインの名産地がどのようにして生まれてきたのか、ワインと王侯貴族の地位との関係性、庶民とワインの関係性、ワインに焦点を当てることで、見えてきた。ワインを含め、酒類を愉しめる体質であったらなあと、もっと世界観が広がるのになあと、下戸の父を恨む。

  • ひなぎく ゆうこ さん

    歴史とともに変化し続けるワインの奥深さ。 とりあえず、キリスト教と修道院が葡萄畑を切り拓いてきたことは覚えました。あと数回読んだら、世界史が明るくなりそうです。 図書館本ですが購入検討。

  • ふたば さん

    ヨーロッパの歴史はワイン業界の覇権争いの歴史。時の権力がワインを保護し、発展させることで勢力を伸ばし、富を得る。これ読んでるとワインだけで世界の歴史が動いていたかのように感じてしまう。ジャンヌの受難も、フランス革命も、元をたどればそこにワインの存在があった。 それほどまでに人々を魅了するワインの存在に驚きを隠せない。日本酒、ウイスキー、テキーラ、ラム、その他多くの酒があり、それぞれに魅力的だが、これほどまでに歴史に絡みついて、時代を動かす原動力になったアルコール飲料があるだろうか。

  • キオン☆ さん

    歴史、世界史を知らん過ぎ。ワインの歴史は、国の歴史でもあるね。月一のワインセミナに参加してる、馴染みのないジャンルだけど、ライフワークに加えるつもり。値段に一喜一憂しないで、自分のワインを見つけていきたい。食品自給率TOPのフランス。今さらだけど日本も見習うべし。異常気象で生態系が変われば、農作物も変わってくる。食の将来を見直さなきゃ。ワインからそれてきてるけど、本著再読するべし!掲載されているワイン、口にできたら最高ね。難波の高島屋、好きな場所だった。本業は大丈夫かあ...。

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内藤博文

1961年生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、現在はおもに歴史ライターとして活躍中。西洋史から東アジア史、芸術、宗教まで幅広い分野に通暁し、精力的な執筆活動を展開。同時に、オピニオン誌への寄稿など、さまざまな情報発信も積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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