教師のブラック残業 「定額働かせ放題」を強いる給特法とは?!

内田良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784313653603
ISBN 10 : 4313653600
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
167p;19

内容詳細

教師のブラック残業を生み出しているのは「給特法」だ!教師がどれほど残業しても、労働時間の把握すらなく「定額働かせ放題」なのはなぜなのか?弁護士も「労働法の中ではかなり異常な法律」と言う「給特法」とは何か?長時間労働の、本当の原因を浮き彫りにする!

目次 : 第1章 職員室のリアル―エビデンスが示す教員の働き方(長時間労働と不払い労働 2つのブラック/ 約半数が「過労死ライン」を超える ほか)/ 第2章 歯止めなき長時間労働―給特法のこれまでとこれから(「不払い」の長時間労働/ ブラックな労働の背景に「給特法」 ほか)/ 第3章 教師が倒れたときいったいどうなるのか?(夫が過労で他界するまで/ 公務災害申請に立ちはだかる壁 ほか)/ 第4章 識者インタビュー 労働問題から見た教員の働き方(聞き手・内田良)(世を動かす労働問題の専門家/ Interview 教員の長時間労働は“社会悪” 弁護士・嶋崎量氏へのインタビュー ほか)/ 第5章 現職教員が動き出した!(現職教員の記者会見での訴え/ 幸せな教員生活 ほか)

【著者紹介】
内田良 : 名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。博士(教育学)。専門は教育社会学。消費者庁消費者安全調査委員会専門委員。組み体操事故、柔道事故、2分の1成人式など、子どもの側の被害・損害にくわえて、部活動指導の負担や教員の長時間労働など、教員の側の被害・損害をも含めた「学校リスク」について、広く情報を発信し、世論の火付け役としても貢献している。ヤフーオーサーアワード2015受賞。ウェブサイト「学校リスク研究所」を主宰し、また最新記事をYahoo!ニュース「リスク・リポート」にて発信している

斉藤ひでみ : 公立高校教員。教員に採用されて以降、生徒への入部強制や教員への顧問強制といった、部活動の在り方に疑問を抱くようになる。2016年8月より、ツイッターを通じて、教育現場の問題を訴え始める。2017年4月、メンバーとともに部活改革ネットワークを設立。改革を目指す教員たちを「つなげる」活動を行なった。同年9月、現職審議会を設立。教員の働き方改革を進めるため、2度の記者会見を開き、国への提言を行なった。2018年2月、給特法の改正を求めるネット署名を開始。教育現場の抜本改革を訴え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • こも 旧柏バカ一代 さん

    働き方改革よりも酷い。残業させ放題させても、給料定額!まさに働かせ放題。誰も先生になりたくなくなる。この本が出て6年でやっと動き出した。

  • ステビア さん

    給特法即時改正を!

  • あゆみらい さん

    お恥ずかしながら、公立の教員に残業代がないことを知りませんでした。残業0でも100時間でも同給料…。しかし残業80時間/月でも超えが5割。休憩時間は10分…。先生!よく頑張れますね😭

  • futabakouji2 さん

    教師のやりがいを利用して、ただ働きさせているとんでもない事情を知ってしまった。働いた時間は給料としてもらえるものという前提が崩壊している。こんな仕事に就きたい人はいないよな。教師の数が足りないのにどうやってこの先教育をよくするのやら?疲れ切った先生に多感な年頃である生徒を任せるのも大変である。先生もストレスでいじめをするよなと思ってしまった。

  • しめ さん

    教職がブラックということは以前に比べかなり世間に認知されてきたように思うが、ただそれだけ。現場の待遇が改善されたわけではない。自分の周囲を見ても、かなり純朴というか、やりがいのために「聖職」を全うしようとしている人が多い。子どものために働くことのみが「善」とされ、教師の仕事かどうかグレーな部分を無視したり、それに疑問を唱える者は「悪」。そんな風潮がないとは言わせない。法や制度を知らなければ声の上げ方も分かるはずがないが、自分で学べ、知らない方が悪いというのは乱暴。行政はその点において責任を負っている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

語学・教育・辞書 に関連する商品情報

おすすめの商品