健全な肉体に狂気は宿る 生きづらさの正体 角川Oneテーマ21

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047100060
ISBN 10 : 4047100064
フォーマット
出版社
発行年月
2005年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,230p

内容詳細

生きづらさに悩む現代人の心を晴れやかに解き放つヒントと精神を、身体の面から徹底的に語り尽くす。「閉じられた心の世界」を打ち破る精神科医と、「身体からの信号」に耳を澄ます仏文学者の説教対談。

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京生まれ。神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程(仏文専攻)中退。専門は、武道論、フランス現代思想、映画論

春日武彦 : 1951年京都生まれ。精神科医。都立松沢病院医長などを経て、都立墨東病院精神科部長。医学博士。日本医科大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まーちゃん さん

    同意することが圧倒的に多かった、と前置きした上で。表題が分かりにくい。読めば分かるが、後で見直した時内容がパッと浮かばず「あれ?何だったっけ?」となる。勿体無い。引き出しごとに思い出しやすいラベルを貼ってほしい。/第一章…世代のカテゴリに自分を当てはめに行くと…結局「私は私」で踏ん張るしかない。女性誌は「まとめめてどこかへ連れていく」メディア。あまり信用できない、の?(笑)/病こそ癒し。健全な肉体に狂気は宿る。このカラクリに気付き、それゆえそこに逃げ込めない人たちはどうすれば背中の荷物を降ろせるの?(→)

  • mura_ユル活動 さん

    精神科医の春日さんと内田さんとの対談。2005年発行。再読。否定的な言葉が並ぶ。肯定化して読むことが必要と思う。身体と心や社会、病院に関する内容。最後に春日先生、「人間が精神的に健康である4条件」を掲載。題名の内容は、その題のついた編のその項目を読めば理解できる。

  • ネギっ子gen さん

    著書を通じ、大変お世話になっている、愚生より一寸年上のお二人による対談本。サブも含め書名が良く、目次に掲げられた章題も素敵だ。巻頭は内田先生による「穏健な非常識とラディカルな常識」。巻末は春日ドクターの「握り拳の盆栽と精神寄生体」。章は6つ。【世代論に逃げ込むな】【「自分探し」はもうやめよう】【人間は、わかり合えっこない】【個性とこだわり幻想】【健全な肉体に狂気は宿る】【まずは身体に訊け】どれも魅力的だ。そして、対談の内容。年齢がほぼ同じ故、思考法や感じ方が近く、楽しんで対談されている様子が見て取れます。

  • 林 一歩 さん

    子供じみた事を言うが、内田氏は好きになれない。

  • kikunosuke さん

    自分の『漠然と考えていること』がキチンと言語化されると、どうしてこんなにスッキリするのだろう?できれば自分で表現したいところだが、その力が足りないことをもどかしく思う。『過去って取り返しがつくもの』とか『中腰で待つことの大切さ』とか、今の私だからこそ納得できる言葉が随所に溢れている。この本に出会えたことに感謝。

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人物・団体紹介

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内田樹

1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞。第三回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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  • 作成者:望月ハルヒさん