Product Details
ISBN 10 : 4622085313
Content Description
大正14年公布、改正の度に進化した治安維持法。帝国議会の審議と大審院判例から制定と運用の過程を読み解き、あらゆる「権利運動」を抑圧した法理論とその帰結を解明する。歴史研究による刑法学。
目次 : 第1部 治安維持令と治安維持法(治安維持令の公布/ 治安維持法の成立/ 治安維持法の適用)/ 第2部 昭和三年改正法(昭和三年改正法の成立/ 昭和三年改正法の適用)/ 第3部 昭和九年および十年の改正法案(昭和九年および十年の改正法案の不成立/ 法改正挫折後に進んだ拡大適用)/ 第4部 新治安維持法(新治安維持法の制定/ 新治安維持法の施行とその法適用)/ 第5部 治安維持法の亡霊(治安維持法の教訓を活かすために/ 権利運動の危機と憲法改正)
【著者紹介】
内田博文 : 1946年大阪府生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、九州大学名誉教授、神戸学院大学法学部教授。専門は刑事法学(人権)、近代刑法史研究。福岡市精神医療審査会会長、ハンセン病市民学会共同代表。ハンセン病問題に関する検証会議副座長を務めた。患者の権利擁護を中心とする医療基本法や、差別禁止法の法制化の問題にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
BLACK無糖好き
読了日:2017/01/07
tellme0112
読了日:2017/07/15
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

