対訳・代表的日本人

内村鑑三著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784770029287
ISBN 10 : 4770029284
フォーマット
出版社
発行年月
2002年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,295p

内容詳細

日本の著名なクリスチャン・内村鑑三が、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳ら、偉大で、温かさと峻厳さをあわせもち、誠実で、情熱にあふれる5人の日本人の生涯に肉薄。英語でも日本語でも読める世界的名著。

【著者紹介】
内村鑑三著 : 1861〜1930。明治・大正期のキリスト教伝道者、思想家、評論家。江戸に生まれる。東京外国語学校を経て札幌農学校に学ぶ。農学校同期生に新渡戸稲造がいる。在学中に受洗。1882年、札幌独立基督教会を建設。1884年に渡米、アマースト大学、ハートフォード神学校に留学。1888年に帰国。1891年、第一高等中学校講師のとき、教育勅語奉読式で敬礼を拒否したとして、「不敬事件」のため退職。その後、各地を放浪している間、執筆にいそしみ、1893年『基督信徒の慰め』『求安録』、1895年『余は如何にして基督信徒となりし乎』などを著す。1894年、日清戦争に際し、日本にとって「義戦」であることを訴えた。1897年『万朝報』の英文欄主筆として招かれ、1901年には、足尾銅山鉱毒事件の実態についてキャンペーンを張る。1903年、日露戦争の開戦時には、キリスト者の立場から「絶対非戦論」を明確に主張。1900年『聖書之研究』誌を発行。1919年から内村聖書研究会を毎日曜日に開き、多くの人を集めた。特定の教派や神学に縛られることなく、聖書にのみ基づく信仰「無教会主義」の創始者、伝道者として知られる。門下生に矢内原忠雄などがいる

稲盛和夫 : 1932年鹿児島市に生まれる。55年鹿児島大学工学部卒業。59年京都セラミツク株式会社(現京セラ株式会社)を設立、独自のファインセラミック技術をベースに、電子・産業用総合部品メーカーとしての地歩を築く。66年社長、85年会長、97年名誉会長に就任。その間、84年に私財を投じて稲盛財団を設立し、同時に国際賞「京都賞」を創設。また、84年第二電電(現KDDI)を設立した。公職としては、第三次行革審で「世界の中の日本」部会長を務めた。現在、京都商工会議所の名誉会頭を務める他、海外でもスウェーデン王立科学アカデミー海外特別会員、ワシントン・カーネギー協会理事などと幅広く活動している。84年紫綬褒章受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    序文は、真剣に生きる意味を問い、人間のあるべき姿を追及。健全な社会にしていくため、生きる指針をもち、一生懸命生きていくこと(6頁)。=seriously question the meaning of life and the pursuit of an ideal, to make Japan a more sound society, the answer is to have a clear set of principles and to live(p.7).

  • シフ子 さん

    100分de名著では 解説者が この本にある代表的日本人たちの資質は 最後の日蓮に集約される というようなことを言っていたが 個人的に上杉鷹山に興味を持つ。私心を抑えた立派な人物像に圧倒される。模範となる人物に触れることは たとえ本であっても良いことだな と素直に思う。

  • イボンヌ さん

    二宮尊徳や上杉鷹山のような人が日本には必要だ。英語で書かれた物を翻訳してものです。 対訳がついてるので英語の勉強にもなりますね。

  • snow さん

    明治時代に外国向けに書かれた本だが、読んでよかった。というか、日本人なら知っておきたい本。▼西郷さんがすごい人だということは間接的におぼろに知っていたが、改めて読んでみると、まっすぐでいろんな意味で味がある人物。一度伝記など読んでみたい。鷹山公は多少知識があったが、本当に聖人君子のようなすごい人だった。日蓮上人にしてもどうしてこんなにまっすぐに生きられるのか。尊徳翁や藤樹先生、どの人物にも言えるのは幼少時の教育がその後の人生に大きく影響している。学び、考えることの大切さ。日本人の課題図書にしたい1冊。

  • 瀧口一喜 さん

    日清戦争のさなか、クリスチャンである著者が英語で出版した本。単に有名な人でなく、日本人の良い特性の象徴となるような人物(為政者:西郷隆盛・上杉鷹山、民間リーダー:二宮尊徳・中江藤樹、宗教家:日蓮)を、欧米の偉人やキリスト教の歴史と対照しながらアメリカ人の教養に合わせ”日本人素晴らしい!”と思うような内容で紹介している。

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内村鑑三著

1861(文久1)〜1930(昭和5)年明治〜昭和時代前期の宗教家、思想家。キリスト教思想家で無教会主義の創始者、伝道者。高崎藩士内村宣之の長男として江戸に生まれる。札幌農学校を卒業後に渡米。1891(明治24)年一高教授のときに「教育勅語」に対する敬礼を拒否して免職となる。日露戦争に際しては非戦論

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