熊襲は列島を席巻していた 九州倭政権と「蛮族」の実像 シリーズ“古代史の探求”

内倉武久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623066605
ISBN 10 : 4623066606
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

中央政府に反抗した南九州の蛮族と歴史上位置づけられてきた「熊襲(熊曽於)」。彼らは焼畑耕作の拡大や鉄資源を求め北部九州に進出し、権力を掌握して古墳文化や生活風習、芸能などを日本各地に残した雄渾な一族だった…。民俗学的成果や考古学的遺物・遺構調査などから探究を重ねてそのルーツと実像に迫り、新たな古代国家像を描き出す。

目次 : 第1章 文化高く、なぜ強かった?/ 第2章 なぞ秘める玉器/ 第3章 犬祖伝承と南西諸島/ 第4章 熊曽於族の墓とそのルーツ/ 第5章 鉄と馬の熊曽於国/ 第6章 前方後円墳は「大和政権」のものか/ 第7章 弥五郎どんと内の宿禰/ 第8章 熊曽於、北部九州政権を牛耳る/ 第9章 阿蘇と熊曽於

【著者紹介】
内倉武久 : 1943年鹿児島県出身。慶應義塾大学法学部卒業。新聞記者として、奈良、京都、兵庫、島根、香川、和歌山、福岡などで取材活動。1987‐92年版『朝日年鑑』「文化財・考古学」欄執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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