いのちの水 ブルガリアの昔話 世界傑作絵本シリーズ

八百板洋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834086560
ISBN 10 : 4834086569
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
40p;27

内容詳細

永遠の命をもたらす水を求めて旅立った三人の王子。ドラゴンや金の鳥にみちびかれ、水を手にするのはだれか―ブルガリアで愛される、ファンタジックな昔話。ヨーロッパの東に位置し、東西の文化が入り交じるブルガリア。現地の語り部から著者が採話した「いのちの水」をめぐる昔話を、ブルガリアを代表する絵本作家が描きおろした絵と共にお楽しみください。読んであげるなら5才から、じぶんで読むなら小学校低学年から。

【著者紹介】
八百板洋子 : 1946年、福島県生まれ。ソフィア大学大学院に留学。『ふたつの情念―ヤーヴォロフ詩集』(新読書社)、『吸血鬼の花よめ―ブルガリアの昔話』(福音館書店)でそれぞれ日本翻訳文化賞を受賞。『ソフィアの白いばら』(福音館書店)で産経児童出版文化賞、日本エッセイストクラブ賞を受賞。『猫魔ヶ岳の妖怪』(福音館書店)で産経児童出版文化賞美術賞、『金の鳥』(BL出版)で日本絵本賞を受賞。2011年、ブルガリア共和国文化省より文化功労賞をうける

ベネリン・バルカノフ : 1942年、ブルガリア生まれ。ソフィアの国立芸術アカデミーを卒業後、絵本作家・イラストレーターとして、ブルガリアで20冊以上の書籍の刊行にたずさわる。それらの作品は、日本、韓国、ドイツ、ポーランド、チェコ、エストニア、ロシア、キューバなどで翻訳されている。ブルガリア国内外の子どもたちのための絵画展やビエンナーレにも参加。2000年に国際アンデルセン賞のオナーリストに選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄 さん

    リア王みたいなお話。3人の王子は王様にある事を頼まsれるが悪巧みする長男次男は弟を蔑ろにする。ところが、、、長男はどう見てもオジサンで王子とは呼べない風貌wブルガリアの絵本です。

  • chiaki さん

    ブルガリアの昔ばなし。人間と精霊との異類婚姻譚。王さまの願いである永遠の命を与えてくれる水を探しに旅に出た3兄弟。ここは昔ばなしあるあるの末の王子がいのちの水を得るのだが、この手柄を上の兄が阻み横取りします。この性悪の兄らに、わが家の姉妹たちは怒り狂って暴言を吐きまくり。でも最後はさすが昔ばなし。勧善懲悪の展開に「おもしろかったー!」と子どもたちも大満足でした。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    3人の兄弟が、いのちの水を求めてそれぞれの道を旅に出ていきます。 末の王子の活躍ばかりのお話で、上のお兄さんたちは良いとこどりの悪だくみ。 長男である私には末っ子最上主義的パターンはあまりうれしくないのですが、展開が簡潔すぎて、末の王子もあまり苦労していないところが、物足りなく感じました。 絵も残念ながら好みではありませんでした。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく  さん

    ブルガリアの昔話。 永遠の命を与えてくれる水を求めて、王さまは3人の王子に命じます。3人がそれぞれ別の道を歩み、末の王子が水を手にしますが、二人の兄王子は自分の手柄にしてしまいます…。

  • 杏子 さん

    ブルガリアの昔話ということで借りてみた。兄2人はお約束のようにひどいが、そのままでは終わらなかったところがよい。イラストがあまり好みでなかった。遠目で見たらきれいな感じを受けたのだけど…。色合いはいいなと思う。

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