学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。

全国不登校新聞社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591159668
ISBN 10 : 4591159663
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
255p;19

内容詳細

覚えておいてほしい。私たちはどこからでもスタートできる。社会に出たくない人も、今、人生に迷っている人も―。不登校の若者たちが体当たりで取材した20名の大先輩たち!

目次 : 樹木希林―難があってこそ育つ/ 荒木飛呂彦―自分に自信を持つために修行する/ 柴田元幸―小さいころから、世界は筋が通らない場所だと思っていた/ リリー・フランキー―「こうだったらいい」とたくさん想像する/ 雨宮処凛―さまようことが自分を豊かにする/ 西原理恵子―原因究明よりも明日の飯/ 田口トモロヲ―あきらめるのは、肯定するのと同じ勇気がいる/ 横尾忠則―孤独になっているときこそ、自分が成長するチャンス/ 玄侑宗久―私たちはもっと揺らいでいい/ 宮本亜門―「不安がる自分」を否定せず、やりたいことをやる/ 山田玲司―マシな罪人として楽しくやっていく/ 高山みなみ―不安は誰でも持っている/ 辻村美月―楽しいことがあれば、それを生きる理由に/ 羽生善治―いつ初めても、いつやめてもいい/ 押井守―「プラスマイナスゼロ」の人生ならおもしろい/ 萩尾望都―あなたの感動を羅針盤に/ 内田樹―学びとは「不全感」より始まる/ 安冨歩―東大生も不登校生も悩みの根は同じ/ 小熊英二―頭の力を抜いてごらん、君は生きている/ 茂木健一郎―脳には個性があり、その差に上下はない

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひこうき雲 さん

    『私は「私の選択を信じて待って欲しかった」と今は言えます』─辻村深月さんのインタビューが読みたくて手にした1冊。待つことはできる。「子どもより大人のほうが苦しみが大きい」とも思わない。学校に行くのも人生。行かないのも人生。ただし、ゆっくり休んだら、生きていくための準備をしっかりして欲しい。それだけが親の望み。悲しいけれど、いつまでもそばにはいられない。生きていれば、きっといいこともあるよ。

  • あっか さん

    感動しました。羽生名人、樹木希林さん、西原理恵子さん、辻村深月さん、萩尾望都さん等、各界の著名人がご自身の経験と共に不登校や引きこもることに対するメッセージを投げかけてくれます。わたしも長いこと片足を突っ込んでいたので聞き手側の方々の気持ちを思い出しました。「余生」や「ポケモン」など色々な表現が分かりやすく、染みます。辻村さん好きなのもあるからか、やっぱり彼女の言葉は真ん中に届いた。好きな一文は「自分は何もないと思っているけど、それは決して絶望の言葉ではなく誰でも、どこからでもスタートできる、ということ」

  • ☆よいこ さん

    「不登校新聞」に掲載されたインタビュー記事を20人分まとめて本にしたもの。学校以外にも世界は広がっていて、自分は自分のままでいて大丈夫だし、「考えない」選択肢があってもいいという。▽しかし個性的な方々なので「私もひきこもりだった」的な話が多い。不登校してる(してた)当事者向けの話もあるが、親向けの言葉もある。読みたいところから読めばいい。ヒント集。▽絶賛不登校中の娘は読んでくれるだろうか。

  • ネギっ子gen さん

    「生き続けなきゃもったいない」(by樹木希林) 人生の先輩20名による、生き方のヒント満載のメッセージ集。世のため人のためは考えず、ただ「私」が救われるために、話を聞きたい人に取材。社会に出たくない人も、人生に迷っている人も、中高生からシニア層まで幅広い世代に突き刺さる言葉が詰まった一冊。/荒木飛呂彦「自分に自信を持つために修行する」/リリー・フランキー「『こうだったらいい』とたくさん想像する」/宮本亜門「『不安がる自分』を否定せず、やりたいことをやる」/小熊英二「頭の力を抜いてごらん、君は生きている」⇒

  • わんちゃん さん

    仕事本。不登校になる、ではなく「不登校する」。こう言い換えると不登校の見方、見え方が全く変わってくる。自分で決める、選ぶという表現にいくつもの未来が見える。学校も、学校ではないところもどこでも育つ場所になるのだ。学ぶ場所に優劣はない。個々人が適した学ぶ場所を、そしてその先に適した働く場所を、自分らしい生き方を見いだせる社会でありたい。旅立ちの季節につくづくそう感じた。図書館本で読んだが、目から鱗の表現が煌めいていたので購入しようと思う。

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