時間のおとしもの メディアワークス文庫

入間人間

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048863476
ISBN 10 : 4048863479
フォーマット
発行年月
2012年01月
日本
追加情報
:
263p;16

内容詳細

『携帯電波』―少女が台所で偶然見つけた携帯電話。耳を傾けた向こう側には、もう一人の自分がいて…。『未来を待った男』―この時代にタイムトラベラーを呼び寄せる。それが男の目標だった。『やり直したいことがある』のだという。そして、ついにその時が訪れる。『ベストオーダー』―四人の俺が、同じ場所に現れた。自分自身が複数いるこの状況を前に、俺達四人はしばし考えた後、全員で共謀し、『完全犯罪』を企てる。ほか、書き下ろし短編『時間のおとしもの』を含む、時間に囚われた人間たちの、淡く切ない短編集。

【著者紹介】
入間人間 : 1986年生まれ。2007年6月、電撃文庫『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』にて作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 美羽と花雲のハナシ さん

    「タイムトラベル」「タイムパラドックス」「無限ループ」「パラレルワールド」「もう一人の自分」「青春」これらの要素がぎっしりと詰まっている。そしてオチも素晴らしい。ほろ苦い結末や怖い結末など様々。表題作「時間のおとしもの」がお勧め。人の出会いを時間のおとしものと解釈する説が非常に面白い。他作品とのリンクもあるので、そちらにも興味が湧く。入間氏が楽しんで書いたのが伝わる。ラベンダーは勿論『時かけ』だよね。『電波女』でも思ったが入間氏は『時かけ』が好きなのだろう。乙一氏の『失はれる物語』、私も大、大、大好きだ。

  • そら さん

    タイムトラベル、パラレルワールドなどのSF短編4編。全編、楽しかった〜。入間一間大好き!会話のやりとりになんか癒されるんです。「蜜柑と檸檬は帰ってきたか?」「それは殺し屋の名前じゃないですか。」と、”デザインは車型だが〜、中身はカーペット式に改良されて〜名付けてデロえもん号。”には吹いた(笑)。「未来を待った男」が一番好きだけど、ラストの意味がよく分からなかったな(^^;)。表題作「時間のおとしもの」は、ロリコンっぽいシーンがいかにもって感じで微妙だな〜(^^;)。

  • Yobata さん

    『時間』は気まぐれな性格で、ふとしたときに『奇跡』を運んでくれる。時間を題材にした短編集。台所で発見した携帯電話にでると、もう一人の私が出て、その世界の私と入れ替わってしまう…「携帯電波」,バタフライ効果でタイムトラベラーを呼ぼうとした男と、タイムマシンの研究をし続けた友人の物語…「未来を待った男」,バッティングセンターに4人の俺が現れ、4人でしかできない事で、完全犯罪を目論む事に…「ベストオーダー」,時間が止まればいいのに…病弱な同級生が人が生きている速度は違うのだと言ってきて…「時間のおとしもの」→

  • 烟々羅 さん

    読み友某氏にあったらプレゼンされた「たしか『読みたい本』に入れていたよね」。わたしともう一人の参加者は菓子をお土産にもってきていて、読メの集まりだということを意識していなかったのに。 入間人間は3冊目かな。内容に比して文章がちょっとローテンションなところが良い。四篇のうちでは「未来を待った男」が好き。時間遡行と ** は主題として相性が良い。(ネタバレにつき伏字)

  • 美葉 さん

    文章がすごく読みづらかった。どれも設定は面白いと思うけれど、いまいち話に入り込めなかった。この作家さん苦手かもしれない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

入間人間

1986年生まれ。2007年6月、作家デビュー。公式サイト『入間の間』にて、ここでしか読めない小説など公開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

入間人間に関連するトピックス

  • 電撃文庫 2019年5月のライトノベル新刊 『やがて君になる 佐伯沙弥香について 2巻』『絶対ナル孤独者 5巻』など、5月発売のライトノベル新刊はこちら! HMV&BOOKS online|2019年05月07日 (火) 11:00
    電撃文庫 2019年5月のライトノベル新刊

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品