新自由主義教育の40年 「生き方コントロール」の未来形

児美川孝一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791776627
ISBN 10 : 4791776623
フォーマット
出版社
発行年月
2024年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;19

内容詳細

改革の〈抗いがたさ〉を見つめる
なぜキャリア教育は「生き方教育」化してきたのか。大学改革はいかに教育を変容させていったのか。教員たちの真の「働き方改革」とは何か。なぜ教育の「市場化」に抗うことは難しいのか。教育現場に寄り添いながら、現代日本の教育史を問い直す一大クロニクル。

【著者紹介】
児美川孝一郎 : 1963年生まれ。法政大学キャリアデザイン学部教授。専門はキャリア教育、教育政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mc6ρ助 さん

    『日本型の新自由主義改革は、教育現場に「絶望」を味わわせるような負のスパイラルを有しているのではないかという点に尽きる。(p192)』いや、教育だけではない、シンゾウ的なものは40年も前から蠢いて、(教育とは少し違うけれど)「学術会議」は終わりの始まりだったんだ。キャリア教育、中学校の職場体験なんて非正規社員の再生産システムなのか?「同一労働同一賃金」が「均衡均等賃金」にすげ替えられて、(いまだに主婦のパートで人を安く使うことが正当化されて)ビックリポンなんてことしか視野になかった爺さまは佇むしかない。

  • 林克也 さん

    「教育」が徹底的に破壊されていく。 そのことで日本が壊滅するが早いか、アメリカから攻撃されて滅びるのが早いか。 後者だな、と私は思う。

  • Go Extreme さん

    キャリア教育の現在 若者自立・挑戦プン以降の若者支援策の動向と課題 格差社会・キャリア教育  学校の道徳化―生き方コントロールの未来形 若者の自己責任への呪縛と企業社会への馴化  大学教育の変容: 知の地殻変動と教養のゆくえ  専門職大学設置と大学改革迷走  キャリア支援・教育の現在地―ビジネスによる侵食 大学教育の墓掘り人 任期付教員の増加と大学教員の変貌  公教育のハイブリッド仕様へ ポスト戦後型教育改革の時代  侵食する教育産業・溶解する公教育 GIGAスクール≒ディストピア 市場化する教育の現在地

  • takao さん

    ふむ

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