みんなの家。 建築家一年生の初仕事

光嶋裕介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903951560
ISBN 10 : 4903951561
フォーマット
発行年月
2012年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p 四六版

内容詳細

目次 : 【目次】 / 1.はじめての依頼 / 2.施主との出会い / 3.「イメージは武家屋敷」 / 4.水晶のような家 / 5.初めてのプレゼン / 6.フォルコラ −ヴェネチアで見つけた宝物 / 7.命名『凱風館』 / 8.建築家は指揮者 / 9.美山町・小林直人さんの杉 / 10.国産の木で家を建てるということ / 11.施工者は中島工務店に決定 / 12.加子母村から檜の家づくり / 13.凱風館、出発 −快晴の地鎮祭 / 14.ポルトガルで巨匠と逢う / 15.縁の下の力持ち −金箱先生の構造設計 / 16.大工たちの身ぶりと息づかい / 17.大地の壁をつくる / 18.土のソムリエ・井上良夫さん / 19.淡路のカワラマン・山田脩二さん / 20.カーテンを超えるカーテンをめざす・安東陽子さん / 21.時間に耐える建築 −アルハンブラ宮殿と東大寺南大門 / 22.名脇役たち / 23.魂の画家・山本浩二さん / 24.「鏡」としての「老松」 / 25.「凱風館竣工記念」マラソン / 26.みんなの家。 / *スペシャル鼎談「凱風館へようこそ」 / *井上雄彦(漫画家)×内田樹(施主)×光嶋裕介 / *あとがき

【著者紹介】
光嶋裕介 : 1979年、米ニュージャージー州に生まれ、トロント、マンチェスターで少年期を過ごす。早稲田大学理工学部建築科で石山修武に師事。大学院修了後、独ベルリンの建築事務所ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツに4年間勤務。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師、2012年より首都大学東京助教。凱風館の設計によりSD REVIEW 2012に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マッピー さん

    施主は大学教授で武道家の内田樹氏。家のコンセプトはかなり明快。そして、空間ごとの壁や柱、屋根の形すらそれぞれにデザインされ、そしてまた集合体としての統一感もあり。 ゼロから物を創り出していくわくわく感。そして、施主や大勢の職人たちとコミュニケーションを取りながら意見をすり合わせ、より良いものをつくりあげていこうとする意気込み。読んでいてこちらもわくわくしました。何度も間取りと断面図と写真を見くらべて、ほほう、ここがこうなるのかと読みこんでいくため時間はかかりましたが、大変面白かったです。

  • shootingstar5 さん

    建築家の光島さんの日本独立後の仕事の様子が楽しそうで羨ましくもあり参考にしたい。私も好きな事を本気でして、生きていきたい。

  • ganesha さん

    米出身独修行の建築家の独立後初仕事、内田樹の合気道道場兼能舞台兼自宅の竣工までをまとめた一冊。ほぼ日連載の書籍化。著者と施主と井上雄彦の鼎談あり。ポルトでアルヴァロ・シザ設計のセラルヴィッシュ美術館に感銘を受けシザ本人に会いに行ったこと、テキスタイルデザイナーコーディネーターの安東陽子氏の感覚が印象に残った。マラソン良いな。

  • 一郎 さん

    施主側の本と設計者側からの本1つの建築物に2冊の本 なかなかみることのできない組み合わせで楽しめた

  • コホン さん

    独立して初仕事の気負いはなく、周りの職人さんたちへの真摯な態度が好感が持てる。こうやって、色々な思いが込められて作られた家は素晴らしいでしょう。

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