笑うフェルメールと微笑むモナ・リザ 名画に潜む「笑い」の謎 小学館101ビジュアル新書

元木幸一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098230228
ISBN 10 : 4098230224
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
191p 18cm

内容詳細

なぜモナ・リザは微笑んでいるのか?なぜフェルメールの絵には「笑い」が満ちているのか?西洋絵画の歴史のなかで、数々の名画を生み出してきた「笑い」の正体に迫る。

目次 : 第1章 モナ・リザは、なぜ微笑むのか?(「笑顔」の付加価値/ ゴシックの笑顔 ほか)/ 第2章 イエス・キリストの笑い(笑うマリアと笑わぬイエス/ 禁じられた笑い ほか)/ 第3章 フェルメールの笑い女たち(フェルメールが愛される理由/ 笑顔に潜む謎 ほか)/ 第4章 笑いの裏側(気味の悪い笑顔/ 嫌らしい笑顔 ほか)/ 第5章 絵を見て笑う(笑いの仕掛け/ 情けないアリストテレス ほか)

【著者紹介】
元木幸一 : 1950年宮城県生まれ。山形大学人文学部教授。東北大学文学部卒業(西洋美術史)、同大学院文学研究科修士課程修了(美学美術史専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 瀧ながれ さん

    《モナ・リザ》について、「なぜダ・ヴィンチは、リザ夫人の肖像画を微笑ませなければいけなかったのか」という謎解きに、「なるほどー」と思いました。西洋絵画に描かれた「笑い」に注目した本で、カラーの図版も多くて、こんなにいろんな「笑い」(楽しみ/幸福/卑屈/悪巧み)があるのかと楽しめました。

  • くまこ さん

    「さくさく読めたね。モナ・リザとフェルメールだけじゃなく、『笑い』という視点から西洋絵画の流れを解説してるのね」「第2章の『イエス・キリストの笑い』がよかったわ。磔に処せられるキリスト像と幼子イエスを比較して、中世末期の歴史的背景に言及してるところがよかったな」「フェルメールの作品では『手紙を書く女』が好き。にこっと幸せそうなんだよ」「絵の中の人が語りかけてるよね。演劇の舞台で、フェルメールは演出家みたい」

  • リョウ さん

    西洋美術を「笑い」の観点から紐解くユニークな書。キリスト教が支配する自体においては「笑い」自体は忌避される者として絵画の中でも特別な意味を占めている。ルネサンスを経てキリスト教の影響力が弱まるに従い、「笑い」と表現方法の一つとして採り入れるようになる。

  • m さん

    笑いに着目して西洋絵画を見る。確かに昔の絵は真顔というか仏頂面のものが多い。時代を経て少しずつ画中の人物の表情も和らぎ、笑顔が増えていくのが面白い。柔和な微笑み、下卑た笑み、鑑賞者を嘲笑うかのような笑み。新たな目の付け所を発見出来て嬉しい。

  • 千尋 さん

    西洋絵画における笑みの紹介と解説。笑みには謎がつきもの。もっとたくさんの絵画を見てみたい。

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元木幸一

1950年宮城県生まれ。山形大学人文学部教授。東北大学文学部卒業(西洋美術史)、同大学院文学研究科修士課程修了(美学美術史専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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