発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術

借金玉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046020765
ISBN 10 : 4046020768
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
272p;19

内容詳細

自分は「大人の発達障害」なのでは、と悩む人が多いなか、その解決策を具体的に示した本は少ない―。そんな悩みを抱えていた著者が、試行錯誤の末に身につけたライフハックを詰め込んだのが本書です。「普通」には生きられなくても、食べていくことはできるし、生きていくこともできる。仕事や人間関係がうまくいかない全ての人のための「日本一意識が低い」自己啓発書。

目次 : はじめに 「僕はジョブズではない」ということを理解するのに30年近くかかった話/ 第1章 自分を変えるな、「道具」に頼れ―仕事/ 第2章 全ての会社は「部族」である―人間関係/ 第3章 朝起きられず、夜寝られないあなたへ―生活習慣/ 第4章 厄介な友、「薬・酒」とどう付き合うか―依存/ 第5章 僕が「うつの底」から抜け出した方法―生存/ おわりに 少しずつだけど、発達している/ 解説 社会のスタンダードどおりに生きていけない人達への贈り物(精神科医 熊代亨)

【著者紹介】
借金玉 : 1985年生まれ。診断はADHD(注意欠陥多動障害)の発達障害者。早稲田大学を卒業した後、とてもきちんとした金融機関に就職。全く仕事ができず逃走の後、一発逆転を狙って起業。一時は調子に乗るも昇った角度で落ちる大失敗。その後は1年かけて「うつの底」から這い出し、営業マンとして働く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    長年ADHD(ASDを含む)で苦しんできた著者の経験などから、日常生活や業務上や対人関係のつまずきをいかに克服・緩和してきたかの工夫を解説していく。対策のための道具や考え方など。以前ざっと立ち読みですませていたが、改めて借りて読むとするどい指摘があり、唸ってしまう。発達障害などに関係なくてもある種の生きづらさを感じる人には参考になると思われる。普通であること、ということがわからない著者からの視点は文化人類学的な色合いがあり興味深い。良書。

  • 速読おやじ さん

    娘が自分は発達障害かもしれないと高校生の頃言い出して、まさかそんな事がと聞き流していた。本書は発達障害の診断を受けている作者によるもの。娘に当てはまることも多いなあと思っていたのだが、ところがどうして、自分にも結構思い当たる節がある。モノを失くす、何かを忘れる、その前提で例えば鞄に全てをぶち込む、書類はバインダーで挟んで一覧性を持たせる、シェーバーや爪切りを鞄に入れておく、名刺入れは複数持つなどが紹介されている。これ、自分もやっている事だったりする。本書は発達障害でなくとも役に立ちます。

  • ホッパー さん

    発達障害に苦しむ著者が、普段の生活でできなかったことを乗り切るために編み出した手法が紹介されている。他の成功者が語るライフハックとは違った視点で書かれていることと、文章自体が面白いので興味深く読めた。日々の生活に疲れている人にもおすすめ。

  • chietaro さん

    人は大なり小なり発達の凸凹があって、自他共に理解し合いながら付き合うことが大切だと感じています。この本は万人に当てはまるスキルが書かれています。もちろん必要に応じて通院して処方された薬を正しく服用することは、当たり前のことに見えますが納得です。何が普通で何が普通ではないか言い切れない世界をわかり合う必要があると思います。

  • のん さん

    「部族」に例えたのは斬新やけど、岸田秀の言う「共同幻想」も、同じ物やと思う。10代の頃「共同幻想」を知って良かった。笑顔で挨拶の大切さを知ってからは、めっちゃ練習した。茶番センサー、良くわかるわ。アホらしくても、茶番に付き合わなあかんねんな。「夜寝れるかどうかは、そのときの脳の状態による」というのもわかる。早起きも寝不足も関係ないのよね。過眠モードに入ると、ずっと昼寝してても夜きっちり眠れるし。「ポジティブに諦めましょう」というのが心に残った。うん、ポジティブに諦めながら、少しずつ発達していこう。

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人物・団体紹介

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借金玉

1985年、北海道生まれ。ADHD(注意欠如・多動症)と診断されコンサータを服用して暮らす発達障害者。二次障害に双極性障害。幼少期から社会適応がまるでできず、小学校、中学校と不登校をくりかえし、高校は落第寸前で卒業。極貧シェアハウス生活を経て、早稲田大学に入学。卒業後、大手金融機関に就職するが、何ひ

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