日本人のための議論と対話の教科書 「ベタ正義感」より「メタ正義感」で立ち向かえ ワニブックスPLUS新書

倉本圭造

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784847061912
ISBN 10 : 4847061918
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
追加情報
:
230p;18

内容詳細

「右VS左」「改革派VS守旧派」「経営VS現場」etc.議論という名の「罵り合い」に意味はない!社員年収150万アップを実現する異色コンサルタントの「対話」の極意。

目次 : 第1章 社員の年収を150万円上げる方法(「論破」よりも大事なのは、抵抗勢力を「理解する」こと/ 「必要な丁寧さ」はその環境と文化によって違う ほか)/ 第2章 資本主義を乗りこなせ!(岸田政権の「新しい資本主義」という曖昧なビジョンに「中身」を詰めていく/ 市場原理主義者(ネオリベ)の象徴としての「竹中平蔵」 ほか)/ 第3章 「コロナ議論」から「全てがイデオロギー対立に見える病気」を克服する(日本の「コロナ対策」は大失敗だったのか?/ 「極論を言う人」との適切な距離感が大事 ほか)/ 第4章 日本が歩む、再生の道(今後の人類社会における日本の役割/ 「先鋭化した理想」に「減速ギア」を入れることが必要 ほか)

【著者紹介】
倉本圭造 : 1978年神戸市生まれ。兵庫県立神戸高校、京都大学経済学部卒業後、マッキンゼー入社。国内大企業や日本政府、国際的外資企業等のプロジェクトにおいて「新しい経済思想」の必要性を痛感。その探求のため、いわゆる「ブラック企業」や肉体労働現場、カルト宗教団体やホストクラブにまで潜入して働く、社会の「上から下まで全部見る」フィールドワークののち、船井総研を経て独立。エコ系技術新事業創成、ニートの社会再参加、元会社員の独立自営初年黒字事業化など、幅広く「個人の奥底からの変革」を支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 活字スキー さん

    【結局、敵と味方に分かれて空疎な罵り合いをするクセをいかにやめられるかが重要なのです。「幽霊相手のケンカ」に大声を張り上げて何か意味のあることをしたつもりになっている人たちによって物事が進むことはありません】

  • kuukazoo さん

    大変真っ当なことを仰っていると思うが実際こういうスタンスの論者に出会うことは少なくそれが不思議である。世界を敵味方に分け自分の正義だけに固着して相手を糾弾する(ベタ正義)のでなく、一段高い視点からどちらの正義も対等に扱い(相手の正義にも存在価値を認める)、具体的な問題解決を図るべき(メタ正義)という考えが基本だが、理想論と受け取られがちなのか(若干大風呂敷感はある)。「根回し」や「事実を確認する」ことは時間も手間もかかるが、よく考えもせず悪いのはあいつら!と叫んでも分断と支配しか生まない。超えていきたい。

  • kitten さん

    Twitterで知った倉本さんの新書。この、イデオロギーに満ち満ちた不毛な言い争いの無益さは、みんなの共通認識にできないかな。ほぼ同世代の方なので、ジョジョネタとか、スラムダンクネタがぴったりハマって面白く読めた。個人的には、これでもまだ理想論だと思っていて、どうやって世の中をこの方向に持っていくか、実践面が非常に難しいんじゃないかと感じている。

  • Hidetada Harada さん

    二極化する世の中を考える際の一つの視点として参考になりました。人間心理の作用・反作用を考慮して行動する。ある意味で理想論のこの考え方を世界や国の規模で通用させるには、時間と労力がまだまだ必要そう。あと、差し迫った危機には通用しにくい考え方ではないかと思います。「極端な意見の存在意義」とか「異端者との地続きの関係」とか、なるほどと思える貴重なキーワードが随所にあって、引き込まれるように読んでしまいました。

  • Hiroo Shimoda さん

    お互いの「正義」を理解して課題解決に向け協働するのが最善と説く。その通り。どんな相手に対してもリスペクトを持ち粘り強く対話するのが知性というものだろう。

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倉本圭造

1978年、神戸市生まれ。京都大学経済学部卒業後、マッキンゼー入社。「グローバリズム的思考法」は「日本社会の現実」との大きな矛盾に直面し、両者を相乗効果的関係に持ち込む新しい視座の必要性を痛感。その探求のため肉体労働現場やホストクラブにまで潜入して働く「社会の上から下まで全部見る」フィールドワークを

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