現代語訳 小右記 永祚元年正月〜長徳元年十月 2 道長政権の成立

倉本一宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642018173
ISBN 10 : 4642018174
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
348p;20

内容詳細

一条天皇に対して政治介入する円融上皇と摂政兼家との連絡にあたる実資。やがて参議に任じられ、待望の公卿に上る。兼家・道隆・道兼と続く執政者たちの死。伊周側の策動も空しく、政権の座は道長の手に収まった。

目次 : 永祚元年(九八九)/ 正暦元年(九九〇)/ 正暦二年(九九一)/ 正暦三年(九九二)/ 正暦四年(九九三)/ 正暦五年(九九四)/ 長徳元年(九九五)

【著者紹介】
倉本一宏 : 1958年三重県津市に生まれる。1989年東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。1997年博士(文学、東京大学)。現在、国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • NORI さん

    藤原実資(光る君へ・ロバート秋山)の日記・第2巻。永祚元(989)〜長徳元(995)年。大河ドラマ第13回放送〜、永井路子「この世をば」上巻に相当。 殆ど仕事の記録でしかない。ただ奥さんと、兼ねてより可愛がってきた娘の動向は書いてある。相変わらず、読み物としてはツマラン。ただし「栄花物語」がなまじ物語調であるが為に「誰々がお亡くなり遊ばした際の周囲の嘆きようといったらクドクドクドで」と何度も反復されて、飽きてしまったので、小右記の「誰々が薨去した」だけで終わる潔さが、逆にありがたく感じ始めた。⇒続く

  • Tanaka9999 さん

    989年から995年まで。兼家の死、道隆の死からの道長の政権獲得まで。1巻の範囲以上に儀式の式次第を記しておく場面が多くなる。そして、前例に反した行為を批判することも。それ以外の個人的な事例は女児の死の部分に多い。さて、道長の政権獲得を見ると、いわいる中関白家(道隆家)って公家世界であまり好かれていなかったのかな、と。まぁ、解説の印象も大きいのだけど。

  • まめはち さん

    『光る君へ』の進行に合わせて各巻の斜め読み中。 各巻冒頭の要約、各年冒頭の主要登場人物の年齢、日にちの見出し、巻末の登場人物一覧や用語一覧に眼を通すだけで『光る君へ』の場面が思い出されれ、妄想の世界に浸れてすこぶる楽しい。こんな使われ方は想定していなかったと思うけれど気が効きすぎている編者に感謝です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

倉本一宏

歴史学者。専門は日本古代政治史、古記録学。国際日本文化研究センター(日文研)・総合研究大学院大学(総研大)名誉教授。1958年、三重県津市生まれ。1983年、東京大学文学部国史学専修課程卒業。1989年、同大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。1997年、博士(文学、東京大学)(本

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品