〓だらけの日本中世史 扶桑社新書

倉山満

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594098964
ISBN 10 : 4594098967
フォーマット
出版社
発行年月
2024年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
倉山満 ,  
追加情報
:
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内容詳細

?だらけの日本中世史

【著者紹介】
倉山満 : 1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 南北 さん

    皇室との関連を重視しながら日本の中世史を記述している。鎌倉時代は「権門体制論」と「東国国家論」の2つの説が現在でも対立したまま続いているが、私個人は著者と同様に皇室・公家・武夢がバランスよく権力を分配できていたとする「権門体制論」寄りの考えを持っているが、すべてがバランスよく分配できていたかについては疑問も持っている。また足利義満の皇室乗っ取りは現在否定している人が多い今谷明説を著者は主張している。義満自身は何も表明せずに亡くなったので、確たることは言えないが、金閣寺を見ると少し違うような気がする。

  • 糜竺(びじく) さん

    「なぜ天皇家は滅びずに続いたのか?」をテーマに、鎌倉から戦国時代までの通説の嘘を指摘しています。武力を持つ権力者への皇室独自の対処法を分析し、日本の滅亡回避の秘密を探る歴史解説書でした。思いのほか、面白かったです。

  • 軍縮地球市民shinshin さん

    おちゃらけた文章なのだが、結構しっかりした内容になっている。日本中世史の二大学説といえば、佐藤進一の「東国国家論」と黒田俊雄の「権門体制論」なのだが、そもそも京都に朝廷があるのに「東国国家」とは何か?という疑問が常々もっていたので、権門体制論のほうが腑に落ちていた。著者も同じ考えのようだ。戦国時代は朝廷や室町幕府の影響が強い、下剋上が起こったのは畿内とその近国。戦国大名は天下統一なんか目指しちゃいない、という説が展開されていて面白い。これらは最近の学説なので著者は良く調べている。現代人の考える「天下統一」

  • fseigojp さん

    本郷和人と真逆の立場 それなりに説得力あった

  • turtle さん

    内容は面白かったものの、文章が極めて読みにくく、著者の主観が強く入っていそうで、スッキリとは読めませんでした。

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