シェイクスピア残酷劇からの誕生 『タイタス・アンドロニカス』の劇作術

依田義丸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784876986927
ISBN 10 : 4876986924
フォーマット
発行年月
2006年12月
日本
追加情報
:
22cm,343p

内容詳細

ヴィクトリア朝の流行を反映した残酷劇「タイタス・アンドロニカス」。時代の要請で書かれた作品に、天才は何を仕掛けたのか。四大悲劇の大シェイクスピア誕生を、初期残酷劇の劇作術に見る。

【著者紹介】
依田義丸 : 京都大学大学院人間・環境学研究科教授。1948年京都市生まれ。1971年京都大学農学部卒業。1973年京都大学文学部卒業。1978年京都大学大学院文学研究科博士課程英語学英米文学専攻単位修得退学。滋賀大学経済学部講師、京都大学教養部助教授、同総合人間学部助教授、教授を経て2003年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • viola さん

    ト書き特に「ひざまずき」を重要視したもの。シェイクスピア一番残酷な流血劇だと言われているけれど、それは本当なのか? シェイクスピア初期の悲劇のため、これからどういう風に他の悲劇と結びついていったのか・・・・色々考察されていて、わかりやすく読みやすい。 日本のシェイクスピア関連書で、1冊まるまる1作品論じているのって、『ハムレット』ばっかりで他は全然なかったりするので、こういう本がもっと増えたらいいのにーと思います。

  • サラ さん

    『タイタス・アンドロニカス』における、残酷劇でありながら悲劇でもあるという、離れ業的試み。残虐な仕打ちを受ける人物たちと観客との間に距離をつくることで同情を薄くする。観客に余裕を与える。悲劇は、不運であることや哀れであることを伝えるものであり、残酷劇との同居はそもそも難しい。それを実現させてしまったのが、『タイタス・アンドロニカス』。

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依田義丸

京都大学大学院人間・環境学研究科教授。1948年京都市生まれ。1971年京都大学農学部卒業。1973年京都大学文学部卒業。1978年京都大学大学院文学研究科博士課程英語学英米文学専攻単位修得退学。滋賀大学経済学部講師、京都大学教養部助教授、同総合人間学部助教授、教授を経て2003年より現職(本データ

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