マーティン・スコセッシ 映画という洗礼

佐野亨

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309287850
ISBN 10 : 4309287859
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;22

内容詳細

『アイリッシュマン』が話題の映画史の正統なる継承者にして偉大な革命者でもある巨匠マーティン・スコセッシの作家性と作品世界を、多彩な論考をとおして読み解く映画ファン必携の一冊。

《著者情報》
佐野 亨 (サノ トオル)
編集者・ライター。『90年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)、『心が疲れたときに観る映画』(立東舎)など

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読書メーターレビュー

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  • ねりわさび さん

    デビュー作からアイリッシュマンまでスコセッシが監督した全42作を日本の識者が解説した評論集。旧世紀に収録された文章や近代の分析論などがまとめられている。観客側の情感が時代に応じて変化していて興味深い。スコセッシファン向け。面白かったですね。

  • アキ さん

    カトリックでありながら5度の結婚・離婚を繰り返し、ニューヨークのリトル・イタリーのマフィアの世界をも幼い頃体感したスコセッシ。70年代「タクシードライバー」80年代「レイジング・ブル」と時代を代表する映画、そして2016年「沈黙」で贖罪をテーマに、映画を作り続けてきた。時代順に彼の映画への評論を並べている書。暴力・信仰・善悪について「教会で罪は贖えない。罪は街の中で贖うものだ」と語る。俳優と音楽と映像が編集でぴったり決まる至福の瞬間にこそ映画を作る醍醐味があるとスコセッシの言葉がデ・ニーロの姿とだぶる。

  • Isamash さん

    タクシードライバー、沈黙、ディパーテッド等でスコセッシ監督を分かっていたつもりも、ウルフ・オブ・ウオールストリートを見てぶっ飛んでしまい本書手に取る。改めて映画館が学校がわりだった少年時代蓄積に、NY大学入学(1960)、NY大フィルムスクール入学(1966)、NY大教師(1969〜1970)で6本の非商業映画作りながらプラスされた蓄積が凄い。キャリア的にはカトリック聖職者を目指して十四歳で入学した初級神学校の1年での放校経験や町山智浩氏指摘通り5回の結婚歴が重要か(3番目がバーグマンとロッセリーニの娘)

  • アーク さん

    マーティン・スコセッシって、個人的には90年代半ば以降の映画を中心に観てたので、その出自や初期の作品の解説は参考になった。そして主人公たちの共通点や作品の傾向など、スコセッシ監督作品を読み解く上で参考になる記述も多くあったな。それにしても、スコセッシ監督の作品の振れ幅と人物描写の巧みさには驚かされるな。映画好きなら避けて通れない巨匠の作品をより良く理解する上で役立つ一冊。

  • hata2 さん

    作品評は過去に発表された採録が多く、半分ぐらいは以前読んでいた。初期の作品評の方が面白いと思う。

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