サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 宝島社文庫

佐藤青南

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800203281
ISBN 10 : 4800203287
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
358p;16

内容詳細

『このミステリーがすごい!』大賞作家の作品!! 相手の習慣やしぐさ、行動パターンから嘘を見破る行動心理を専門にした女性刑事・楯岡絵麻が鮮やかに事件を解決する、連作短編集です。焼死体が見つかり、被疑者として浮かび上がった被害者の幼馴染がついた嘘を暴く「近くて遠いディスタンス」。人気俳優の夫を殺害したとして自首してきた有名女優の真実を暴く「名優は誰だ」。絵麻の同僚の刑事が殺人事件の犯人として疑われる「綺麗な薔薇は棘だらけ」など、全五話。

【著者紹介】
佐藤青南 : 1975年、長崎県生まれ。熊本大学法学部を除籍後、上京してミュージシャンに。第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、『ある少女にまつわる殺人の告白』(宝島社文庫)にて2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    偶然手にした初読み作家さんだが、素直に面白かった。なんたって女優級美人の捜査官・絵麻(通称エンマ様)と、部下刑事・西野との掛け合いが楽しい。気に入らないのは、このふたりがお互いに好意をもっているらしいところ。それではあまりにありきたりすぎるので、このまま並行線で行ってもらいたい所存である(笑)本格的ミステリーとしては、各犯罪の動機が弱すぎたり、行動心理学と言っても毎回同じようなタネ明かしが続くので、深みを期待すると裏切られるかもしれないが。シリーズ少し手に入ったので、続けて読んでみよう。

  • absinthe さん

    面白い。心理学を応用する捜査官は珍しくなくなったが、取調室だけで進行するこの話は面白い。事件は取調室で起こってる・・・かのようだ。短編集形式なのも良い。通勤の合間にも読めそうだ。警察組織の描写はまったくなく、二人の捜査官と犯人と、最低限の関係者しか登場しない。密度の高いエッセンスだ。

  • Yunemo さん

    面白い感じの刑事物語と、捉えれば楽しめるのかも。でもこれから先の展開は難しいよね。一度パターンができてしまえば、後は同じ展開になってしまう。巡査部長の「楯岡絵麻」を自衛官の「岬美由紀」と比較はできないが、ここの差は大きい。何が? 話の展開、話題性、相棒の在り方、犯罪の質。取調室から出るのも一つの手。それなら、違った形で行動心理を表現できるかも。読み手にとっては、この分野は面白い、というのが実感。

  • 直人 さん

    栗山千明主演ドラマの原作(ドラマはなかなか面白かったと思う)。 行動心理学を修めた刑事が,取り調べにその力を発揮するという話し。 いずれのエピソードも読みやすく面白いんだが,ドラマを先に観てしまった私からしてみると,マイクロジェスチャーなんかは判りやすかった。 文字から先に入ると,今ひとつ掴みづらいところもあったかも。 コアになる物語があるようなんだが,その全貌が見えづらく,よって印象が弱かったのは残念。

  • しんたろー さん

    『白バイガール』で知った佐藤青南さんの別シリーズ1作目…心理学に精通した美形刑事・絵麻と直情型体育会系刑事・西野のバディもの…取り調べで絵麻が容疑者の嘘を見抜く過程が面白いし、実生活に役に立ちそう。5話の短編が小気味好く進んで行くし、絵麻が15年前の因縁ある事件を追っているのも今後の楽しみになりそう。深みや感動はないが、気軽に読むには打ってつけな作品なので、重い作品を読んだ後のリフレッシュに丁度いいと感じた。人間ドラマとエンタメが程好く軽くミックスされているので、連続ドラマで映像化されそうだと思った。

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