佐藤雅彦 (メディアクリエーター)

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解きたくなる数学

佐藤雅彦 (メディアクリエーター)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000063395
ISBN 10 : 4000063391
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
134p;23

内容詳細

あの「ピタゴラスイッチ」制作メンバーが、これまでにない数学問題集を作りました。そこには、ひと目で心を奪われる問題ばかり。数学が苦手な人も得意な人も、魅力的な写真とグラフィックで表現された23題に、きっと夢中に。論理の組み立てが学べ、思考のジャンプが身につきます。考える楽しさを求める中学生以上のすべての方へ。

【目次】
問1 ナットは全部で何個あるか
  問2 大中小のチョコレート
  問3 波止場の杭
第1章 驚くなかれ ここと ここは 同じ大きさ──同じ面積
  問4 バスの窓
  問5 お母さんのチーズ分割法
第2章 変わらないものに注目すると 「ある真実」が見えてくる──不変量の問題
  問6 6人の子供と6個の枠
  問7 黒板の0と1
  問8 5つの紙コップ
第3章 鳩の数が 巣の数より多いと 何が起こるか──鳩の巣原理
  問9 東京の人口と髪の毛
  問10 たて・よこ・ななめの和
第4章 世の中を 敢えて 偶数と奇数のふたつに分けてみる──偶奇性の問題
  問11 7枚のオセロ
  問12 コインとりゲーム
  問13 サイコロの回転
第5章 ある地点から ある地点に行くなら 直線で行くのが 一番近い──三角不等式
  問14 横浜中華街
  問15 十字路の渡り方
第6章 複数の条件が 答えを決定づける──条件の重ね合わせ
  問16 ケーキとプレート
  問17 4つの道具
第7章 比較しにくいものを 比較するには──比較の問題
  問18 寛永通宝
  問19 31^11 と 17^14
第8章 論理的ドミノ倒し──数学的帰納法
  問20 2人の負けず嫌い
第9章 解く喜び ここにあり──修了問題
  問21 ジョンとメアリの背くらべ
  問22 タイルの隅
最終章(おまけ) この本は この問題から始まった──はじまりの問題
  問23 タイルの角度

この本はこのようにして生まれた──あとがきにかえて

【著者略歴】
佐藤雅彦(さとう まさひこ)
1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。1999年より慶應義塾大学環境情報学部教授。2006年より、東京藝術大学大学院映像研究科教授。2021年より、東京藝術大学名誉教授。
著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(共著、日本経済新聞社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)ほか多数。また、ゲームソフト『I.Q』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけるNHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『考えるカラス』『テキシコー』など、分野を超えた独自の活動を続けている。
『日常にひそむ数理曲線』(小学館)で2011年度日本数学会出版賞受賞。2011年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2013年紫綬褒章受章。2014年、2018年、カンヌ国際映画祭短編部門に正式招待された。

大島 遼(おおしま りょう)
1986年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。卒業後はプログラマー・インタラクションデザイナーとして活動。2014年「指を置く」展の実験装置制作。独立行政法人情報処理推進機構2011年度未踏IT人材発掘・育成事業にて未踏スーパークリエータ認定。2012年D&AD賞。

廣瀬隼也(ひろせ じゅんや)
1987年神奈川県生まれ。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。現在はプログラマー。2012年D&AD賞。

【著者紹介】
佐藤雅彦 : 1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。1999年より慶應義塾大学環境情報学部教授。2006年より、東京藝術大学大学院映像研究科教授。2021年より、東京藝術大学名誉教授。著書多数。また、ゲームソフト『I.Q』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけるNHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『考えるカラス』『テキシコー』など、分野を超えた独自の活動を続けている。『日常にひそむ数理曲線』(小学館)で2011年度日本数学会出版賞受賞。2011年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞、2013年紫綬褒章受章、2014年、2018年、カンヌ国際映画祭短編部門に正式招待された

大島遼 : 1986年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。卒業後はプログラマー・インタラクションデザイナーとして活動。2014年「指を置く」展の実験装置制作。独立行政法人情報処理推進機構2011年度未踏IT人材発掘・育成事業にて未踏スーパークリエータ認定、2012年D&AD賞

廣瀬隼也 : 1987年神奈川県生まれ。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。現在はプログラマー。2012年D&AD賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat さん

    身近に潜む数学。『ピタゴラスイッチ』等でお馴染みの、佐藤研の面々による本書。ものの見せ方。特に動画でのそれについて、研究そして応用結果をテレビ等で発信してきたと言う認識で良いのでしょうか?ペーパーテストでの出題は魅力に欠ける(?)かもですが、形を変える事で、自分にストンと落ちるみたいな。それは「知覚の恒常性」を利用しているそうなんですが。坊主はプレゼントされたと思っている様ですが、まぁそれで良いでしょう。今後学ぶ数学。計算を求める方法を学ぶだけでなく、日常の問題解決にどう応用出来るかも感じて欲しいですね。

  • きみたけ さん

    ちょっと一息😅数学好きの息子用に借りてきた本。頭の体操ですね、面白かった☺️

  • KAZOO さん

    楽しい本だと思います。高度な数式などは使わないで回答できるさmざまな問題が掲載されています。しかも日常のことなどをうまく利用して問題をつくられています。本もこのような分野の本にしてはしっかり作られていて贅沢な感じがします。小学生や中学生のお子さんと一緒に読んでいくのに向いています。

  • けんとまん1007 さん

    さすが、佐藤雅彦先生。期待どおりの楽しさが満載。解けた問題、解けなかった問題、どれもこれも、ニンマリ。解けなかった問題は、そうなんだ〜と。日々の営みの中に、数学ってかなり溶け込んでいるだと再認識。こんな問題に触れ続けていると、心もも頭も柔軟になると思う。

  • trazom さん

    「ピタゴラスイッチ」の佐藤さん、蠱惑的なタイトル、出版社が岩波書店の三つが揃って話題の一冊。「ひと目で問題の意味が分かる ひと目で問題を解きたくなる――それがこの本でやりたいこと」という扉の文章通りの23問が収録されている。確かに、題意も解法も明快で、看板に偽りはないが、ただ、解いた後の充実感が今一つという印象が拭えない。解くプロセスを通じて得られた考え方を一般化することで数学的思考の体系化がなされるのだが、そういう喜びが少ない。そうやってすぐに、一般化とか体系化とか言うのが駄目なんだと叱られそうだが…。

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