よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる 集英社文庫

佐藤賢一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087446265
ISBN 10 : 4087446263
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
328p;16

内容詳細

今、世界は第二次世界大戦以来、最も危険な状態だと言われる。ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとパレスチナの衝突は、なぜ起こるのか。それを深く知るには、「一神教」の知識が不可欠―。本書では、同じエルサレムを聖地とするユダヤ教、キリスト教、イスラム教に着目し、その起源や地理、歴史を西洋歴史小説の第一人者がわかりやすく解説する。図版満載&明快な構成で世界史入門書としても。

【著者紹介】
佐藤賢一 : 1968年山形県生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木三十五賞、2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年『ナポレオン』で第24回司馬遼太郎賞、23年『チャンバラ』で第18回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとパレスチナの衝突はなぜ起こるのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に着目して、起源や地理、歴史をわかりやすく解説する1冊。ユダヤ教はどのようにして生まれたのか、ユダヤ人とその歴史背景。キリスト教の誕生とイエスの人物像と、なぜ弾圧され広まったのか。イスラム教の出現とムハンマドの人物像、イスラム教の特徴と変化。それからイスラエルの建国と現代の一神教、ウクライナ戦争にも触れていて、歴史的に根深い因縁が作り出されていて、くすぶっていたものが顕在化したということなんでしょうね…。

  • 星落秋風五丈原 さん

    昔子供向けの旧約聖書と新約聖書を読んだ。新約聖書はイエスという一人の人間の一代記のようなものだったが、旧約聖書は妻に懸想して夫を戦地に追いやって殺してしまうという、おおよそ聖人とはいえないエピソードや、燃えている車に乗って預言者が天に昇るような、ありえないだろう!というエピソードもあった。とにかく火種のない所で火が燃えていると、そこに神がいるのだ。そして、決して火傷しない。寒い冬にいてくれると有難い、などというと罰当たりだろうか。

  • みなみ さん

    本書のいいところは、たとえばノアの大洪水のエピソードで、メソポタミアでは大洪水があって…みたいに、宗教内のエピソードと現実の歴史とマッチさせているところだと思う。ユダヤ王国は実際そんなに大きなものではなく、神を信じなくなったから滅びたのではなく単純に強大な国に侵略されたのだと書いてあって、その距離感がいい。あとはやはり後半のパレスチナ問題の記述。本当にサイクス・ピコ協定が諸悪の根源なのだ。なぜ解決できないのかが非常にわかりやすく説明されている。情報量は多いが、読みでがあり良かった。オススメ。

  • ニカレオン さん

    キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、それぞれの歴史や特徴について理解できた。キリスト教とイスラム教の歴史は世界史で学習したから馴染みがあったし、佐藤賢一のわかりやすい解説で大曲をつかむことができた。ユダヤ教についてはやはり難しい…。

  • Ryo0809 さん

    西洋史をもとに作品を発表し続ける作者が解説する一神教。世界宗教へと広がってゆくキリスト教とイスラム教。ユダヤ人のためだけのユダヤ教。その成立や発展過程が、歴史とともに記されていて、実に分かりやすい。苦労して政教分離を果たした西側諸国が生み出した民主主義が、万民に最良の体制とは言えないところが現代の国際政治の根にある。同じ神を信じるはずの一神教ではあっても、自らの立場を譲れずに対立の火種となる…。「何のための信仰なのか」と批判的に読むのは、一神教の信者ではない者の勝手な感想なのだろうか。

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佐藤賢一

1968年山形県生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木三十五賞、2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年『ナポレオン』で第24回司馬遼太郎賞、23年『チャンバラ』で第18回中央公論文芸賞を受賞(

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