処刑少女の生きる道 2 -ホワイト・アウト-GA文庫

佐藤真登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815603939
ISBN 10 : 4815603936
フォーマット
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
ニリツ ,  
追加情報
:
315p;16

内容詳細

「この海の近くには、霧があるのよ」
古都ガルムをあとにしたメノウたちは、港町リベールへと辿りつく。
入り込んだが最後、戻ってきた者はいないと言われるリベールの霧。それは、かつて南方諸島連合を食らいつくした、四大人災『霧魔殿』だった。死んでも蘇るアカリを殺しきる手段を求めるメノウは、処刑人としての任務を完遂するため、その魔の霧を利用することを思いつく。
そんななか、メノウたちに接近するリベール伯の娘・マノン。 “いなかった” はずの彼女の行動が、メノウたちの運命をアカリですら意図しない方向へと捻じ曲げはじめる――。
彼女が彼女を殺すための物語、急変の第2巻!

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読書メーターレビュー

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  • まっさん さん

    ★★★★☆ 正直前巻からここまで面白くなるとは思ってなかった。やはり今作は他作品と比べても世界観の緻密さが頭2つほど抜けている印象。同じ世界をやり直しているはずのアカリが経験したことのない事態が発生する理由などを合理的に理由づけている手法は流石だと思った。それにしても今巻でアカリとはまた違った不死性を持つキャラクターが登場したけどこの世界よく滅ばずに済んでるな〜(苦笑)

  • オセロ さん

    アカリを殺す手段を手段を求めて四大人災の一つ−万魔殿に最も近い港街・ルベールを訪れたメノウ。そこでメノウは旅行費を稼ぐ為に危険な思想を持つ【第四】の人達を取り締まることに。 【第四】の一員であるマノンが外法に作り出した魔薬の真の目的と、予想外の手段で体の一部を復活させた万魔殿。思わぬ形でアカリを殺す手段を得たメノウでしたけど、ここでそこに繋がるのかという構成は圧巻で、続きが楽しみです。

  • タイコンデロガ級 さん

    霧魔殿、改め「万魔殿」の導力は日本の民謡などを捩ったりする名称になっていて面白いですね。 アカリと対峙した際も、4大人災の一角、「魔」としての年季の違いを感じさせます。 万魔殿は「塩の剣」ならアカリを、「時」を滅ぼせるとメノウに告げますが、果たして…。 今後に拾うであろう伏線としては、アーシュナ殿下のお姉さんの事が気になります。

  • よっち さん

    古都ガルムをあとにし、港町リベールへと辿りついたメノウとアカリ。かつて南方諸島連合を食らいつくした、四大人災「霧魔殿」があるこの町で、リベール伯の娘・マノンとの出会う第二弾。リベールで暗躍する第四と彼らが扱う魔薬、そして「霧魔殿」によって明かされる四大人災の背景。対峙した霧魔殿はとんでもない強さでしたけど、アーシュナとメノウの共闘、そしてアカリの戦いは見どころで、アカリを想い心境が変化しつつあるメノウの決意とそれを危惧するモモがいて、新たな動きもありここからまた大きく動きそうな今後の展開が楽しみですね。

  • 羊山羊 さん

    中世魔術の解釈の捻り方がナイスな百合ロードファンタジー2巻。四大人災と街に広がる魔薬=ドラッグを巡る事件に巻き込まれるアカリとメノウ。魔薬が町全体を蝕む様のおぞましさ、魔薬の真の目的の見事な構築に感服。バトルで一番興奮したのはアーシュナVSメノウ戦だろうか。アーシュナのでたらめな力とメノウの卓越した技術が見事にぶつかり合う良いシーン。あとアカリの謎が徐々に明かされ始めてきた。その激情の一端が垣間見える。これから先が楽しみすぎる。満足。

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佐藤真登

第11回GA文庫大賞にて大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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