破れかぶれの幸福

佐藤愛子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865900460
ISBN 10 : 4865900462
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
239p;18

内容詳細

他人の物差しを怖れない、佐藤愛子の原点。四十代の愛子がここに詰まっている!

目次 : 瓶詰めのフタ開けてください(三人目の夫求めます/ 瓶詰めのフタ開けてください/ 女性よおおいに遊ぶべし/ 男にとっての女、女にとっての男/ 泣き笑い私の住宅記 ほか)/ 破れかぶれの幸福(なぜ“女はつまらない”のか?/ 灰が縄をなうには?/ 破れかぶれの幸福/ 笑わぬ大人になる前に/ 花がなくなったら ほか)

【著者紹介】
佐藤愛子 : 大正12年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞、昭和54年『幸福の絵』で第十八回女流文学賞、平成12年『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月に春の叙勲で旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    佐藤愛子さん40代の頃のエッセイ。今94歳だそうです。表紙のお写真お綺麗です。これは何歳なんだろう。2番目の夫が破産し、借金を全部引き受けた愛子さん。強い人です。子どもの頃は引っ込み思案で結婚して鍛えられたそうです。新聞のいじめの記事を読んで「けしからん」と怒ると小学生のお嬢さんが続きのセリフをもう覚えてしまって全部言ってしまうとか。遠藤周作さんとの会話も面白いですね。

  • 瑪瑙(サードニックス) さん

    著者が40代の頃に書かれたとのことで血気盛んな言葉が連なっている。義母と同年代なので義母が言っていたのと同じような内容が出てくる。きっと義母は共感しながら読んでいたのだろう。内容でひとつだけ気になったのは著者が算盤が必要ないと述べた箇所。算盤は脳の発達を促すし計算も早くなるし良いと思うのですがねえ。

  • なるみ(旧Narumi) さん

    佐藤愛子さんが直木賞受賞後の40代の頃に書かれた短文集を2017年7月に復刻した一作とのこと。初めての佐藤愛子さん作品でしたが、遠藤周作さんや川上宗薫さんとのあれこれにふふっと笑いながら読みました。

  • やっち さん

    現在94才の佐藤愛子さんが40代に書かれたエッセイ。知り合いの方から面白いわよと貸していただきました。いまの私より年下なんですよね、この時の佐藤さん。波瀾万丈で、でも前向きで痛快なエッセイでした。同じような考え方や生き方は出来ないけれど、こんな強い生き方があるんだと感心しました。

  • しらたま さん

    新作が予約待ちなので借りた、愛子さん40代の頃のエッセイの復刻版。今にも通じるものもあり、楽しく読めた。狐狸庵先生エッセイにもよく登場していたので、彼女側からの目線も面白い。 愛子さんが50歳年をとっても変わらないことがあるのも、恐ろしいコト。家計と家事を心配し羽目を外せない主婦たちが変わるには、あと何年かかるのか・・・ケンカの真理「言った強者より言われた弱者の方が、辛く淋しい」 言われる側の責任は? 亭主の膨大な借金を背負う自由を果たした愛子さんには、何も言えませんが。

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人物・団体紹介

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佐藤愛子

1923年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。1969年、『戦いすんで日が暮れて』(講談社)で直木賞、1979年、『幸福の絵』(新潮社)で女流文学賞、2000年、『血脈』(文藝春秋)の完成により菊池寛賞、2015年、『晩鐘』(文藝春秋)で紫式部文学賞を受賞。2017年、旭日小綬章を受章(本データはこの

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