カンナビノイドの科学 大麻の医療・福祉・産業への利用

佐藤均

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806715016
ISBN 10 : 4806715018
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
215p;21

内容詳細

カンナビノイドとは、大麻草に含まれる104種類の生理活性物質である。本書では、カンナビノイドを、植物学、薬理学、医科学、海外事例、法制度、教育、社会経済的な影響など、さまざまな観点から考察し、海外ではすでに医薬品やハーブ(薬草)として使用されているこの物質の、老人退行性疾患・難病・精神疾患治療への有効性を解説する。

目次 : カンナビノイドの基礎/ アサに含まれる植物性カンナビノイド/ アサは太古からの薬草/ 人体にあるエンド・カンナビノイド・システム/ 驚くべき適応疾患の多様性/ カンナビノイド医薬品の研究開発/ カンナビノイドの安全性と副作用/ カンナビノイドの利用/ カンナビノイドと法律の壁/ カンナビノイドと薬物教育/ カンナビノイドで健康長寿社会へ

【著者紹介】
佐藤均 : 昭和大学薬学部教授。薬学博士・薬剤師。1959年生まれ。東京大学薬学系研究科(製剤学教室)修士課程修了後、金沢大学薬学部助手、富山医科薬科大学付属病院薬剤部助手、アメリカ国立衛生研究所(NIH)・癌研究所(NCI)奨励研究員、スイス・バーゼル研究所(Sandoz Pharma)客員研究員を経て、東京大学医学部助教授となる。2000年から昭和大学薬学部教授(臨床分子薬品学教室)。現在は同大学の薬物療法学講座薬物動態学部門を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 須那 雄太郎 さん

    岡山県立図書館

  • C----ya さん

    大麻がどれだけの病気に効き目があるか知らない人は読めばいい。シャブと同等の物と思っているならなおさら。そこについては日本人は「だめ。ぜったい」としか思っていなくガラパゴス化してると書かれている。そもそもアルコールとニコチンの方が依存度高いって事を知らなすぎる日本人は。自分がガンになったとしたら吸って直す

  • ホンドテン さん

    図書館で、なんでか手に取るー目立ったせいか。読了に難渋したが大麻成分、カンナビノイドを体内で生成し神経伝達物質に利用している(機序の解明が80年代末から)というのは特記、周知すべき知見。当然、薬効は期待でき既に実用化(Sativexなど)事例、更に単一条約(61)と取締法の齟齬をなど知見を得る。薬効として認知症、統合失調あたりは期待可だが癌はどうだか。松本(21)同様「ダメ絶対」反対の個別事例の趣。一般の蒙昧は置いといて専門教育(医療、薬理)での阻害は問題(本邦研究者の功も大きいし)。

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