小林秀雄の日本主義 『本居宣長』論

佐藤公一(文芸評論家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784901592574
ISBN 10 : 4901592572
フォーマット
発行年月
2010年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,141p

内容詳細

晩年の大作『本居宣長』で、小林秀雄が取った批評の方法は“同化”であった。この方法で、賀茂真淵を凌駕し、文字以前の日本語のあり方にまで遡った生活人・本居宣長を描いた小林秀雄の、最後の思想を探る長編評論。

【著者紹介】
佐藤公一 : 昭和29年秋田県生。昭和52年早稲田大学教育学部卒業。昭和57年北海道大学大学院修士課程修了。平成7年秋田大学教育学部非常勤講師。現在、文芸批評家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 双海(ふたみ) さん

    図書館で借りた本。

  • lalaright さん

    昭和初期、国学の再興と日本主義(文学)を勃興した「浪漫派」、その中心人物の一人である小林秀雄の「本居宣長」論をわかりやすく解説している。戦中は戦争賛美に利用され、戦後は右翼扱いされた国学の思想だが、小林の言葉を借りた本居宣長像を読んでいると、愛国心や思想とは無関係の一人の人物像が浮かび上がってくる。「宣長の学問はその中心部に難点を蔵していた」と言われるほどの、徹底的な純粋さ、こちら側からではなくてあちら側から古典や古人を見つめ、学び続けた宣長の姿に圧倒される。誰か彼を批判できるものがいるのだろうか。疑問。

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