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心の病気はどう治す? 講談社現代新書

佐藤光展

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065346914
ISBN 10 : 4065346916
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan

Content Description

あきらめるのはまだ早い!名医に聞いた希望のガイドブック。日本の精神医療のオールスターが集結!心の不調を感じた時に最初に読む本。

目次 : 第1章 依存症「ヒトは生きるために依存する」―松本俊彦さん(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長)/ 第2章 発達障害「精神疾患の見方が根底から変わる」―原田剛志さん(パークサイドこころの発達クリニック院長)/ 第3章 統合失調症「開かれた対話の劇的効果」―斎藤環さん(筑波大学医学医療系社会精神保健学教授)/ 第4章 うつ病・不安症「砂粒を真珠に変える力」―大野裕さん(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター顧問)/ 第5章 ひきこもり「病的から新たなライフスタイルへ」―加藤隆弘さん(九州大学大学院医学研究院精神病態医学准教授)/ 第6章 自殺「なぜ自ら死を選ぶのか」―張賢徳さん(日本自殺予防学会理事長/六番町メンタルクリニック院長)/ 第7章 入院医療「新時代を切り拓く民間病院」―堀川公平さん(のぞえ総合心療病院理事長・院長) 渡邉博幸さん(千葉大学社会精神保健教育研究センター特任教授)

【著者紹介】
佐藤光展 : 医療ジャーナリスト、OUTBACKプロジェクト共同代表(OUTBACKアクターズスクール副校長)、KP神奈川精神医療人権センター顧問。神戸新聞社会部で阪神・淡路大震災(1995年)や神戸連続児童殺傷事件(1997年)を取材。被災地で精神科医の中井久夫さんと出会い精神医療の取材を始める。2000年に読売新聞東京本社に移り、2003年から15年間医療部に在籍。看板連載「医療ルネサンス」の執筆や、数々のスクープで「医療の読売」を支える。2018年に独立。OUTBACKアクターズスクールの活動で2022年度こころのバリアフリー賞を受賞。著書は、新潮ドキュメント賞最終候補作『精神医療ダークサイド』(講談社現代新書)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ノンケ女医長

    少しだけ期待して読んだけれど、収穫は、ほぼなかった。従来から、各方面で批判されているような内容と、あまり変わらない。著者の意向に沿う形で、インタビューがなされ、文章が構成されたという印象を受けた。そりゃ、現場にいない人は、好きなことを好きなだけ言って、批判することができる。それは、診断や治療の責任を取る立場にはないから。精神科医療のごくごく一部分しか捉えていないし、いったい誰のための作品なのか、私にはわからなかった。安全地帯から意見を述べる理由は、何なのだろう。

  • T

    個性派精神科医のオムニバス形式なんだと早合点。実際は医療記者の著者が活躍している精神科医の著作やインタビューをもとに、画期的な治療法や医療福祉施設経営について紹介する本でした。松本先生の章はほとんど『誰がために医師はいる』の要約みたいでガッカリ。著者の煽り気味の文章が好みでなく、著者の考えなのか医師の考えなのかわかりづらい箇所もあり、オムニバスの方がよかったな…。国の方針として予算が割かれないのは教育と同じだと感じました。最後のグリーンホスピタルの環境改善で気持ちが落ち着いたというのは体感として納得でした

  • ウクレレで歌う

    ひと昔前の精神科医療の闇の深さにぞっとする。患者が薬漬けにされてしまう背景には、精神科の医療報酬の低さや、人々の無知による偏見や差別があることがよく分かった。長い人生の中で、心身のバランスを崩してしまうのは誰にでもあることだと思う。一刻も早く誤診や過剰診断が減り、もっと明るく開かれた場所で認知行動療法やオープンダイアローグなどの治療を受けられるようになって欲しい。こんなに自殺者や心を病む人が多い社会では若い人たちも子どもを育てる気になれないだろう。精神科医療が進むことは、少子化対策にもなるはず

  • たっきー

    精神科領域の解説と治療の実践について。広く解説されているが、個人的には面白かったし、有用な情報もあり、勉強になった。日本は薬を売るために病気を作るところがあると思うが、特に精神疾患においては本人が困っていなければ病気ではないというのはもっともであると思うし、それでも病気扱いにするのは良くないことだなと思う。

  • かんがく

    聴き手のジャーナリストも各章に出てくる精神科医も、現行の日本の精神医療体制に批判的な立場なので、新たな視点が多く得られる。オープンダイアログ、認知行動療法あたりに興味が持てた。

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