プーチンの野望

佐藤優

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784267023477
ISBN 10 : 4267023476
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
追加情報
:
272p;18

内容詳細

「残虐なロシア」「悲劇のウクライナ」だけでは見えない真実―権力者たちの内在論理をつかみ取れ!

目次 : 第1章 仮面のプーチン/ 第2章 プーチン 独裁者への系譜/ 第3章 20年独裁政権構想とユーラシア主義/ 第4章 北方領土問題/ 第5章 クリミア併合/ 第6章 ウクライナ侵攻/ 終章 平和への道程

【著者紹介】
佐藤優 : 1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。在イギリス大使館勤務、在ロシア大使館勤務を経て、外務省国際情報局で主任分析官として活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年6月に執行猶予付き有罪確定(13年6月に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失った)。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)など多数。20年12月、菊池寛賞(日本文学振興会主催)を受賞。同志社大学神学部客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • breguet4194q さん

    ロシアとウクライナの事は、この一冊で十分です。メディアから流れてくる知識だと、断片的で一側面ばかりがクローズアップされ、無意識のうちに偏った解釈が刷り込まれてしまいます。しかし、著者は外務省勤務時代もロシアの専門家としてキャリアを積み、歴史的観点から、地政学的に因果関係を踏まえて、現状分析をしています。外務省を離れた後も、ロシアKGBなどの諜報機関からの信頼もあり、分析力は非常に説得力があります。結果的に、何にも偏らない正視眼を学ぶ事ができました。最終章の「平和への道程」の主張には100%賛同しました。

  • Isamash さん

    佐藤優による2022年発行著作。エイティンに選ばれた〜神に選ばれたへの変遷等、プーチンについての理解が少し深まった気はする。プーチンが相当に頭が良く、欧米が束となって対峙しても失脚させるのは非常に難しいことはよくわかった。実際に手詰まりとなっているし。善悪でなく、リアルに現状を分析すべきとの考え方も冷静に思考すればその通りとは思う。ただ、どうしても、他国侵略者プーチンに勝利を掴ませていけないという思いが先に立ってしまう自分もいる。またライバルを簡単に殺してしまう思考がどこから来てるのかも知りたいところ。

  • 速読おやじ さん

    佐藤優の最近の著書の中では抜群に読み応えがあった。北方領土に対するプーチンの考え方を分析し、当時の小渕総理とのやりとりも蘇る。返還の可能性はあったのだと。プーチンは神に選ばれたと信じているとの説明も分かるような気がする。ロシアが悪、ウクライナが正義と安易に言う事なかれとの主張も歴史に基づいての意見だ。ウクライナが必ずしも一枚岩ではないし、ゼレンスキーが絶対的な正義の象徴ではないという事だ。それでも戦争は愚かな行為だ。終盤の池田大作氏の対談の抜粋がこの書のクライマックス。改めて対話を通じての平和を望む。

  • gtn さん

    戦争、侵略は絶対悪であり、それを行えば国際世論を敵に回すことなど、クレバーなプーチンなら当然予想できたところ、敢えて強行した背景を、歴史的・民族的視点や複雑な国家間の利害関係等から分析。個人資産を海外のタックス・ヘイブンに隠したり、ナショナリズムを煽るゼレンスキーの負の部分も紹介し、冷静な判断を読者に促す。著者の結論は、互いの文化を認め合う寛容の精神に解決の糸口があり、対話を重ねるしかないというもの。確かに、人間が採りうる唯一の手段。

  • スー さん

    71ウクライナ侵攻を行ったロシアとプーチンの理由を知りたくて読みました。筆者はプーチンが大統領になる前に出会っていて、そこから大統領になり今に至るまでの経緯と北方領土問題の解説が前半を占めています。北方領土問題は色々駆け引きがあったようで小渕総理が倒れなければ2島返還はあり得たそうです。後半はウクライナの歴史とプーチンの理想のロシアの在り方の解説、ウクライナは西側ヨーロッパよりロシア嫌いで宗教はキリスト教でウクライナ独立派、東と南はロシアよりで宗教は正教徒でロシア寄りなのでウクライナはバラバラで一枚岩では

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