遺体と火葬のほんとうの話

佐藤信顕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784576191010
ISBN 10 : 4576191012
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p;19

内容詳細

損傷の激しい遺体は包帯でぐるぐる巻きに?骨を高温で焼けば灰にできる?葬儀不要論への“弔辞”…など。知られざる葬儀の世界―葬儀屋3代目がわかりやすく道案内します。

目次 : 第1章 遺体の話(「死体洗いのバイト」は本当にあるのか?/ ホルマリンのプールは実在した ほか)/ 第2章 火葬の話(火葬の熱さで生き返る!?/ 火葬炉の前で撮影禁止はなぜ? ほか)/ 特別対談 葬儀屋×元火葬師―「火葬場のほんとうの話」(「お骨は焼き切れる」のデマで火葬場に実害/ ペースメーカーは火葬前に必ず申告を! ほか)/ 第3章 葬儀の話(人はなぜ葬儀をするのか/ お通夜は無駄? ほか)/ 第4章 心と魂の話(葬儀屋的“幽霊論”/ 祟りは存在する? ほか)

【著者紹介】
佐藤信顕 : 1976年、東京都生まれ。有限会社佐藤葬祭代表。厚生労働省認定葬祭ディレクター1級。祖父の代から続く葬儀社を20歳で継ぎ、インターネットでの明瞭な価格公開などにいち早く取り組む。2015年からはYouTubeにて『葬儀・葬式ch』の配信を開始。葬儀にまつわるあらゆるテーマを真摯にわかりやすく解説する語り口が人気を呼ぶ。アカデミー賞映画『おくりびと』の美術協力のほか、メディアへの出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    葬儀会社を営む著者が痛い、葬儀そして火葬にまつわる疑問や課題についてわかりやすく解説する。後半は火葬場職員との対談集。どんな人でも自分の棺は誰かに持ってもらわなければならないという言葉が沁みる。一生のうちで一番他人に世話になるのかもしれない。ただ現在の風潮は家族葬や直葬といったちいさな葬式に流れているが(個人的にはそれでいいと思う)他にどうしても葬儀を出すのが経済的に無理な場合のことなど。火葬は棺の中にはいくら好きだとはいえかぼちゃやスイカなどそして貴金属類はお骨がちゃんと焼けない総柄ある。図書館本

  • どんぐり さん

    葬祭業を生業とするプロが教える遺体、火葬、葬儀、心と魂の話。遺体に使用するドライアイスの量、遺体に白い布を覆うのはなぜ、焼骨に色がつく理由、火葬中に遺体が動く、白骨化した状態で発見された遺体は火葬するのかどうか、東西で違う骨壺の大きさ、等々蘊蓄がいっぱい載っている。焼骨のあとにみられる緑は銅、黒は煤によるもので、棺に入れた花の色がついたというのはないという。もっと知りたい人は、「葬儀葬式ch有限会社佐藤葬祭」のtwitter、YouTubeもあるので、そちらも参照。

  • アキ さん

    日本の火葬率は99.97%。火葬師という存在も骨噛みという風習も初めて知れた。葬儀屋はご遺体を扱い、24時間いつでも対応する仕事で綺麗事では済まない仕事。遺族の気持ちに寄り添った言葉が有り難い。白い布をかけるのも末期の水も亡くなったかどうか確認する儀式から来ている。著者の言う「葬儀屋は段取りの仕事」とは、悲観した気持ちを「形の力を借りる」ということが大きな意味を持つということ。悲しい時には口を開けて空を見上げる、手の指を阿弥陀様の形にするといいと。葬儀で常に死を扱うからこそわかる言葉の数々、癒されます。

  • クリママ さん

    著者は祖父の代から続く葬儀社の代表。火葬師との対談も交え、葬儀、火葬の実際が語られる。読みやすい文章、率直な物言いは、媚ない、きっぱりとした人柄、仕事に対する誇りと矜持が感じられ、好感を持った。お葬式は何度か経験しているので葬儀のことは予想がつくが、火葬については、点火すれば終わりではなく、きれいなお骨にするために熱波のそばで見守り調整をしていることなど、最近知り驚いたのだが、その通りだった。終活と言っても、死んでからのことは自分でできるわけはなく、残された人に任せるしかない。当然のことだが納得した。

  • 澤水月 さん

    昭和の昔でもないのに「葬儀関係者は差別されるんでしょ」と執拗に聞く人。島田裕巳による「今の技術なら遺体は骨も残さず焼き切れるのに(葬祭関係者が不当に儲けてる示唆)」信じ、火葬中にお骨いらないから、と帰る人頻出に激怒表明、島田に謝罪求めている。島田も問題だがそういう人らは著書でなくネット情報だけ見てそう。感動ポルノ演出や、「LGBTで自死した方を巡るコラム」糾弾が圧巻。盛るのも事実でも大問題だと…「自死の現場は凍りついている」は私は数度体験しており同意する。非常に真摯で不安煽らない

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