日がさ雨がさくもりがさ おはなしのまど

佐藤まどか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784577043981
ISBN 10 : 457704398X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
80p;22

内容詳細

心のなかがどんよりくもり空の未央のまえに、とつぜんやってきた、ふしぎなかさのしゅうりやさん。くもった心にきくという「くもりがさ」をかしてくれて…。小学校低学年から。

【著者紹介】
佐藤まどか : 東京都生まれ。1987年よりイタリア在住。デザイナーとして活躍する一方、専門誌のライターを長年務め、その後児童文学を書きはじめる。第22回ニッサン童話と絵本のグランプリで童話大賞を受賞した『水色の足ひれ』(BL出版)でデビュー。作品に『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(第28回うつのみやこども賞を受賞)など多数。日本児童文学者協会会員。季節風同人

ひがしちから : 大分県生まれ。筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザイン科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かおりんご さん

    児童書。マミちゃんとけんかをした未央は、ちょっとゆううつ。そんなときに、不思議な雨傘修理屋さんに出会う。修理屋さんから借りたのは、くもりがさ。一見なんの変哲も無い傘なのに、未央の気持ちを晴れにしてくれる。一人読みなら低学年から。子供の気持ちに寄り添ってくれる。

  • マツユキ さん

    友達と喧嘩して、心までどんより曇り空の未央は、壊れた傘を修理する不思議なおじいさんに出会い…。年齢関係なく、人間関係は難しいですが、一緒に笑えたら。不思議な傘を通して、未央ちゃんが自ら学んでいくのが清々しい、素敵なお話でした。絵も可愛い。

  • 遠い日 さん

    「友だち」の哲学と、傘のファンタジー。仲良し同士の気持ちが、いつも「いっしょ」かどうかで、マミちゃんとケンカした未央。心はどんより、天気もどんより。だいじな傘も骨が折れたまま。そこへ、救いの神のように現れた傘直しのおじいさん。不思議なことを言って、未央に代わりの傘を貸してくれたことから、未央の気づきが始まる。思いやりの気持ちを、おじいさんとのことばのやり取りから、学ぶ。仲良しの気持ちの擦り合わせは、難しいもの。自然に相手の気持ちを汲むことができたら、心は曇らない。

  • カヤ さん

    想像と違った。すてきなかさだなぁ。みおちゃんの気持ちの変化も丁寧でぐっときた。

  • pamplemousse♬ さん

    ファンタジー系?と思ったら、ちょっと違った。読後はほのぼの。

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人物・団体紹介

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佐藤まどか

1960年鹿児島県生まれ。特定非営利活動法人グリーフサポート・リヴ代表理事。社会福祉士・公認心理師・臨床発達心理士。児童養護施設・母子通園施設の勤務を経て、1992年に現法人の前身団体を立ち上げ、女性や子どもの支援活動を始める。幼少期に家族を自死で亡くした経験から、2001年より自死遺族支援を行う。

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