「学ぶ」ということの意味 子どもと教育

佐伯胖

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000039321
ISBN 10 : 4000039326
フォーマット
出版社
発行年月
1995年04月
日本
追加情報
:
19cm,215p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • きいち さん

    わかりやすい語り口ながら、噛めば噛むほど含み味が浸みだしてくるような、まだまだここから受け取れるものがある、そう感じさせられる本。◇「子どもと教育」という副題ながら、内容は決して子どもや学校教育に限定されていない。学びとは他者と関わりあいながら「なってみたい私」のほうへと向かうこと、この考えによって、大人の日々の営みにたくさんの学びを見いだすことができる。それこそ、この読メなんて学びの宝庫ではないか。◇臨終の床のエピソードから、生産や創造だけじゃなく理解ということも文化的実践だ、と導き出すくだりも印象的。

  • motoryou さん

    再読。なんですが、感覚的には初読みたいなもの。難しくて何度も読み返したりしたけれど、まだ未消化。また読み直しながら整理したい本。 「勉強は氾濫するが、学びが失われる。それは「希望」が失われることでもある」をどう受け取るか。もう一回、気になるところを読み直して見ないと。

  • すわ さん

    「なりたい自分」になるために自ら「学ぶ」。この「学ぶ」ということをどう実践していくのかが本当に難しい。

  • moko さん

    ちょっと難しいけれど、ケイ君の事例はわかりやすい。学び=アイデンティティーの形成過程とし、自分づくりだと。「なりたい自分になる」大人が活き活きとし、その先にある知の世界が魅力的に見えれば、子どもたちは自ら学ぼうとする知的好奇心を持つのかも。子どものコンピューター教育を進めることに懐疑的な点も納得させられる。 情報や知識を得ることと、学ぶことは違う。

  • じーゆー さん

    一読しただけでは、理解が難しかったけど、「学びのドーナッツ論」を少し自分の中で咀嚼できたところから、何かスッキリした。 何でもYOU化するのは良くない、でもYOUを通してTHEYを知るって「学ぶ」ってことに関してスゴく大事なんだろうなーと自分なりに感じた一冊。

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