私を通りすぎた政治家たち 文春文庫

佐々淳行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167908171
ISBN 10 : 4167908174
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
336p;16

内容詳細

吉田茂、岸信介、佐藤栄作。そして田中角栄、小沢一郎、不破哲三。幼少期から危機管理の専門家となるまで、左右を問わず交誼を深めた政治家たちの顔、顔、顔。今日の繁栄を築いた“ステーツマン”と国益を損なう“ポリティシャン”とは何が違うのか。斬捨御免、初公開の「佐々メモ」による、恐怖の政治家閻魔帳。

目次 : 序章 私の政治家観の原点/ 第1章 戦後、そして現代を築いた大物政治家たち/ 第2章 国益を損なう政治家たち/ 第3章 憎めない政治家たち/ 第4章 海外からの賓客、外国の大物たち/ 第5章 政治家にならなかった私と、同志たる思いを託した政治家たち/ 第6章 将来を期待したい政治家たち/ 後書 滅びゆく士族の末裔として未来の政治家に遺す

【著者紹介】
佐々淳行 : 1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。目黒警察署勤務をふりだしに、警視庁外事・警備・人事課長、警察庁調査・外事・警備課長を歴任、「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等では警備幕僚長として危機管理に携わる。その後、三重県警察本部長、防衛庁官房長、防衛施設庁長官等を経て、86年より初代内閣安全保障室長をつとめ、昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。以後は文筆、講演、テレビ出演と幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • すしな さん

    175-22.昔はよくテレビでお見かけしていましたが、元警察官僚で安全保障の専門家という肩書きとは裏腹に、物腰はソフトな感じで、お話の内容もわかりやすかったと記憶しております。2018年に亡くなられたということで、年齢を確認したところ、思っていたよりも結構なお年だったんだなぁと。本書では、亡くなる1年前に書かれた本で、いい政治家、そうでない政治家という2択で、歯に衣着せぬ物言いでぶった斬られていまして、清々しい感じでした。戦後の政治史としてもそれほど鯱張らなくて読める内容でした。

  • Tomoichi さん

    これまた久しぶりの佐々淳行。佐々さんのご先祖の話から始まって、出会った日本や海外の政治家を論じていきます。実際に仕えた政治家や関わった政治家達についてなので当然面白い。警官だった父が嫌っていた加藤紘一についてボロカスに言っていたので、警察内では彼の悪行は有名だったのかも。だいたいマスコミが持ち上げる自民党政治家にまともなやつはいない。河野洋平しかり、三木武夫しかり。そういえば三木のババアも昔よく出てたな。亀井静香の事はさらりとしか書いていないけど、どろ亀と呼ばれて警察からは嫌われていたそうです。

  • α0350α さん

    昔のことから結構最近のことまで、本当に幅広いですね。左の人でもブレずに一貫した主張をしている人とはお互いに認め合っていたという話が面白かったです。佐々さんまだ元気なのか気になってます。

  • Bob さん

    つまらないご先祖自慢で始まるが、それ以降は面白い。加藤紘一がとにかくボロクソに書かれている。加藤の存命中に書かれているので事実だろう。その後も自慢が散見されるが、著者がいかに歴代の内閣から頼られていたかがよくわかる。優秀な元官僚が政治家を辛口に斬りまくる。勝海舟の氷川清話のようだ。ただ政治家の評価は著者の好き嫌いをベースにしているように思える。頭のいいお爺さんの思い出話になってしまっている。しかも将来を期待したい政治家として小泉進次郎を挙げているのはどうかな?84歳の時の著書だけに眼鏡も曇ったか。

  • Mark X Japan さん

    解説にもありましたが、敵対する思想の持ち主も評価したりしています。やはり、思想を憎んで人を憎まずですね。表には出てこない、人事や様々な振る舞い等が評価基準の大きなウエイトを占めているので、このあたりが政治家としての肝でしょうか。☆:4.0

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佐々淳行

1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。目黒警察署勤務をふりだしに、警視庁外事・警備・人事課長、警察庁調査・外事・警備課長を歴任、「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等では警備幕僚長として危機管理に携わる。その後、三重県警察本部長、防衛庁官房長、防衛

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