私を通りすぎたスパイたち

佐々淳行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163904276
ISBN 10 : 4163904271
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
280p;20

内容詳細

戦後警察庁のキャリア二期生として日本のインテリジェンスをつくりあげた著者が初めて明かすスパイたちの素顔。「佐々メモ」最後の未公開部分!

目次 : はじめに 私とスパイたちとの関わりを書く/ 第1章 父弘雄とスパイゾルゲはいかに関係したか/ 第2章 スパイ・キャッチャーだった私/ 第3章 日本の外事警察を創る/ 第4章 彼は二重スパイだったのか?/ 第5章 ハニー・トラップの実際/ 第6章 私を通りすぎた「スパイ本」たち/ おわりに 一九六三年の危惧

【著者紹介】
佐々淳行 : 1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等に警備幕僚長として危機管理に携わる。86年より初代内閣安全保障室長をつとめ、89年昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。2000年、第四八回菊池寛賞を受賞。2001年、勲二等旭日重光章受章。著書に『東大落城』(文藝春秋読者賞受賞、文春文庫)等がある。文筆、講演、テレビ出演と幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おさむ さん

    テレビコメンテーターのイメージが強い佐々さん。インテリジェンス(諜報)のプロとして著作も多いんですね。今作品は、日本でも有名なスパイ事件を紐解きながら、自らの小説も真っ青の半生と日本の諜報史を紹介する入門書。(といっても、私を通りすぎたシリーズの第3弾です)。素人にも読みやすく、最終章の参考文献もなかなか勉強になります。

  • James Hayashi さん

    16年著。ゾルゲと共に逮捕された尾崎秀実とかなり深い関係のあった著者の父。当時はスパイ逮捕で死刑までなっているが、現在スパイ防止法案もない日本。時代錯誤感のあるタイトルだが、現実に多くのスパイが日本で活躍し著者が接触を持った何人かのスパイ。また話題になった事件の事情なども説明しスパイ天国の様相が見える。危機管理のスペシャリストが訴える。

  • るっぴ さん

    佐々淳行作品初読み。スパイについて、書いてある本。この本で、スパイのゾルゲを知りました。ゾルゲ事件は、凄い。スパイの功績は、国を動かす。日本って、スパイにこんなにも脆いなんて、ショック。

  • やじ さん

    性善説を信じる私は、スパイなんて映画の話なのかなーとのんびりしていました。スマホをぼんやり持っていても、ズボンのポケットから長財布を出していても安全な国ですし。ゾルゲや尾崎秀実の事もよく知りませんでした。佐々さんのお父さんは尾崎と友達だったそうです。ゾルゲがいなかったら第二次世界大戦の結末が違っていたかと思うと、諜報活動とは恐ろしい。法整備が出来てきたとは言え、まだまだ日本はインテリジェンスの重要な領域である、情報の収集・分析、防諜、宣伝(プロパガンダ)、秘密工作が不十分。

  • ゲオルギオ・ハーン さん

    警視庁警備課長や防衛官房長、内閣安全保障室長を務めた著者の一冊。自伝・私が見たスパイ編という内容で個々のネタは面白い。特に少年時代を振り返り、著者の父親と仲が良かったソ連のスパイであった尾崎秀実の話が興味深かった。他に、瀬島龍三がソ連のスパイというのは関係者の間では有名な話、逮捕できなかったのは中曽根首相のブレーンだったからという、正直「それで逮捕しない方が問題なのでは?」と思った。スパイではないが架空の国の大使を名乗る詐欺師対応について、デタラメの話の裏をいちいち確認するエピソードがなんだか面白かった。

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人物・団体紹介

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佐々淳行

1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。目黒警察署勤務をふりだしに、警視庁外事・警備・人事課長、警察庁調査・外事・警備課長を歴任、「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等では警備幕僚長として危機管理に携わる。その後、三重県警察本部長、防衛庁官房長、防衛

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