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名画のかごを編む かご作りから画家の暮らしや時代背景に思いをめぐらす

佐々木麗子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784416522042
ISBN 10 : 4416522045
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

フェルメールからモネ、ゴッホ、ダリ、藤田嗣治まで。描かれたかご、17点。注目を浴びることが少ないかごですが、その世界は奥深く、幅広いものです。画家の暮らしや名画が描かれた背景に思いをめぐらせながら、かごの世界もお楽しみください。

目次 : アントニオ・アッレグリ・ダ・コレッジョ“かごの聖母”/ ピーテル・ブリューゲル(父)“謝肉祭と四旬節の喧嘩”/ カラヴァッジョ“果物かごを持つ少年”/ ヨハネス・フェルメール“牛乳を注ぐ女”/ ジャン=フランソワ・ミレー“晩鐘”/ エドゥアール・マネ“草上の昼食”/ ヴィゴ・ヨハンスン“台所の片隅、花を生ける画家の妻”/ クロード・モネ“リンゴの入ったかご”“フルーツタルト”/ フィンセント・ファン・ゴッホ“ジャガイモのかご”“芽吹いた球根のかご”/ ポール・セザンヌ“果物かごのある静物”〔ほか〕

【著者紹介】
佐々木麗子 : フラワーデザインを学ぶかたわら、花の器としてのかごに興味を持ち、籐工芸家の第一人者である加藤巳三郎氏に師事し、日本の伝統工芸の籐の技法を学ぶ。1992年に東京商工会議所主催の工芸展で理事長賞を受賞。現在は銀座「野の花 司」で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽけっとももんが

    こういう鑑賞の楽しみもある。植物だからなかなか残っていないけれども、ずっと人間の生活にあったに違いないかご。かごを作る人はここに注目するのか、と、またその再現力にも驚く。なるほどいろんな編み方があるんだねぇ。ミレイの「スウィート・エマ・モーラント」のかごが一番好き。そして何より、絵画鑑賞の新しい着眼点が増えたような気がして嬉しい。

  • kaz

    絵画の中のかごに注目するという着眼点が面白い。中には絵画のものとちょっと違うのではというものもあるが、絵画のタッチのせいかもしれず、それはそれでご愛敬。むしろ単に形や編み方だけでなく、素材の質感までしっかり再現されているところに驚きを感じた。図書館の内容紹介は『カラヴァッジョ「果物かごを持つ少年」のかご、フェルメール「牛乳を注ぐ女」のかご、ミレー「晩鐘」のバスケット…。名画に描かれたかごの作り方を、手順写真や作品の時代背景とともに紹介する』。

  • 遠い日

    かごは作りませんが、この発想から描かれた絵画の時代を想像すること、とっても興味深かったです。フェルメール始め、藤田嗣治まで17の絵画に描かれたかごを再現する。どれくらい難しいのか、そうでないのかはわたしにはわかりませんが、とにかくユニークな発想。絵を見て、その材質や色やを判断することはやはりかご作りに長けた作家でないと難しいでしょうね。

  • さめ

    カラヴァッジョのかごが一番好きだった。 出来合いのかごが当たり前の時代に生きているものだから普段気にかけないが、手で作ってるんだよな… これを読んだから、「さあ編むぞ」とはならないけど、かごの作り方を見るのは楽しかった。

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