グーグルGoogle 既存のビジネスを破壊する 文春新書

佐々木俊尚

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605019
ISBN 10 : 4166605011
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
追加情報
:
18cm,248p

内容詳細

常識の破壊者か、全能の神か。全ての秩序と常識と商慣行と価値観を破壊する巨大検索エンジン「グーグル」。なぜ、それほどのパワーを持ち、そしてどのような影響を社会に与えようとしているのかに迫る。

【著者紹介】
佐々木俊尚 : 1961年、兵庫県生まれ。早稲田大学政経学部中退。1988年、毎日新聞社に入社し、東京本社社会部で警視庁の捜査一課担当となり、殺人やテロ事件の報道に携わる。1999年、アスキーに移り、『月刊アスキー』編集部勤務の後、退社。フリージャーナリストとして主にIT企業関連の取材を精力的に続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ntahima さん

    2006年出版なのでこの分野の本としては相当に古いことになるが結構楽しめた。グーグルが単なる無料検索サービスではないこと。そしてその収益性の秘密がよく分かる。特にパレートの法則(80:20の法則)の逆をいく、売れていない商品群をかき集めて売れるようにする「ロングテール戦略」が面白い。但、こういう本を読んでいると二人の創業者が根っからの利益追求型の経営者のように見えるが、グーグルの始まりは利益を度外視した若き天才二人の知的探求から始まったことを忘れてはいけない。これは一世代上のマイクロソフトも同じだと思う。

  • mitei さん

    Googleのすごさ、ビジネス体系が書かれており、それが如何に危険なことに結びついていくのかがよくわかる内容だった。それにもかかわらず人々はGoogleを使い続ける方向に走り続ける一方かなと思う。

  • saga さん

    【再読】2006年に刊行された本書は、『不機嫌な職場』で優良モデルとして紹介されていたグーグルを知りたくて購入したもの。既に刊行から10年以上が経過し、ICT環境はかなりの進化を遂げた。2004年に産声を上げたフェイスブックは本書では取り上げられていず、やはり時代を感じる。日本とアメリカでは、グーグルの戦略に対処する姿勢が違っていたが、グローバル化が進む現代ではどうか? などと考えながら読めた。グーグルは情報化社会の神になれるのか? その答えはまだ示されていない。

  • James Hayashi さん

    ジャーナリスト、06年著。検索エンジンが広告で儲けるとは頭でわかっていたが、技術的な面は理解していなかった。またその論理的な仕組み。わかりやすい説明。キーワード広告により莫大な利益を生み出し、破壊戦略として新たなビジネスをどんどん立ち上げている。今では検索エンジン会社でなく巨大広告代理店+α。確固とした収益モデルがある為、OSのアンドロイド、google photo、自動運転システムなど無料で提供できる。魅力でありながらしっかりデータを取り、ビッグデータとし集めた情報を売ることもできる。

  • ペールエール さん

    今読めば少し古い気もするが、説得力はいまだ健在。 「全ての知=情報を、ネットというインフラの中で整理して提供する」 それがグーグルの役割、使命であり、実践している。 一つの企業ではあるが、その力は計りしえない。 ネットを人々の生活に必要な社会資本、装置だと考えると、もはや政府の役割まで果たしていることになる。 また、将来の広告の在り方についても考えさせられた。 広告代も、ゴールデン<<ヤフートップみたいな日もきっと来るだろう、僕はそう思います。

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佐々木俊尚

作家・ジャーナリスト。テクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで縦横無尽に発信し、日本のインターネット論壇における最強の論客のひとり。早稲田大学入学と同時に、登山サークルへ入り、社会人山岳会にも加入してバリエーションも含めた本格登山に目覚める。社会人になり、登山から遠ざかっていたが

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