100億人のヨリコさん

似鳥鶏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334911812
ISBN 10 : 4334911811
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
追加情報
:
276p;19

内容詳細

極貧学生寮の寮生たちが世界破滅の危機に挑む!…嘘みたいですが、ホントにそういうお話です。某大学キャンパスの奥の奥、深く大きな池と農学部演習林に挟まれた未開のエリアにあると噂される「富穰寮」。個性的すぎる学生その他(?)が住むという。緑色のキノコや医療用のアルコールをはじめ、奇妙な食材を取りそろえ、夜な夜な宴会が開かれているという。血まみれの女性が天井や窓の外に出現するという。その女性の名は、ヨリコさんだという。…あくまで噂。しかして、その実態は!?エンタメ史上に残る凶悪ヒロイン、大量出現!?圧倒的な熱量で奇想が暴走する、傑作パニックサスペンス!

【著者紹介】
似鳥鶏 : 1981年、千葉県生まれ。2006年、『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    似鳥さんのあとがきにチョイチョイでてくる依子さんを小説化したらこんなんできました的な感じ。キャラがイイ感じで終盤一気に急展開、でも犯人?の結末は?。

  • NADIA さん

    主人公・小磯君が極貧ゆえに入寮することになった某大学の「富穰寮」はいろいろ不思議が満載だが、極めつけは激しく流血しながら天井に張り付いている白いワンピースのヨリコさん。何かホラーみたい、と言うより全くのホラーである。が、「物理法則を無視したこのヨリコさんの現象を科学的に解明したい!!」と立ち上がる寮生たち(?) この辺りのコミカルなノリのよさは、面白くて大好きな「家の裏でマンボウが死んでるP」楽曲みたいで、かなりウケた。後半はこのノリを続けながらもパニック小説へと。ホラーパニックコメディ小説とくくりたい。

  • だんじろー さん

    結局“先輩”の名前が最後まで分からなかった(笑)。残り頁がどんどん少なくなっていくのに反比例するかのように、事態がどんどん深刻になっていく様がさすが似鳥節。でもまとめ方がちょっと安易過ぎない? せっかくの遠乗りなんで、ぜひ寮生達のド派手な活躍をもっと見たかったなあ。 

  • aquamarine さん

    究極にお金がない学生にのみ紹介される地図にすら載らない「富穰寮」。貧乏学生の描写はうへぇと思いつつどこか親近感を持って楽しめます。さて、彼らは入寮すると必ずトイレに水の代わりに血が流れたり、夜中に目を覚ますと天井に血だらけで張り付いた依子さんを見るのです。主人公が入寮したのをきっかけに、これがどういう現象なのか解明しようと寮生たちが立ち上がるわけですが…コメディ?ホラー?とニヤニヤと読んでいましたが、途中からとんでもないことに!こんな現象嫌だ!似鳥さんじゃなかったらもの凄いサスペンスホラーですよ、これ。

  • あも さん

    都内某大学。真に金無き者だけが入居できる幻の富穣寮。抜けそうな床、蠢くカメムシにカマドウマ…池で釣った鮒・ドジョウを鯛・鰻と言い張り、謎キノコをぶち込んだ鍋を囲む。個性的な学生達の貧乏ライフは某モリミーを彷彿とさせるが、この寮に住む者は血まみれの女の幽霊を見るので…あれ、ホラー?しかも純和風のやつ?からの、原因究明に動くと同時に、物語はゴロンゴロンと大きく展開。夜は短いので歩いてたら、来〜る〜きっと来る〜♪からの緊迫の展開に最後は、ドワナクローズマイア〜イズ♪からの、ハーレルヤハーレルヤ!凄いの読んだ笑。

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似鳥鶏

1981年千葉県生まれ。2006年、『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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