傷だらけの店長 それでもやらねばならない

伊達雅彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784891948245
ISBN 10 : 4891948248
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
追加情報
:
19cm,279p

内容詳細

出版業界専門紙「新文化」の異端連載が待望の書籍化。本が好きで書店員になった店長の不器用な生き方を描く。書店員なら誰でも直面する諸問題。最後まで抗い続けた書店店長のどうしようもなくリアルなメッセージ。

【著者紹介】
伊達雅彦 : ペンネーム。1965年、東京に生まれる。大学在学中より書店にてアルバイトを始め、卒業後、社員となる。2000年、店長就任。2009年、書店退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さゆ さん

    著者の気持ちが痛いほど伝わってきた。天職って簡単に言うけれど、厳しい現実に心が折れそうになるのは、この著者に限らず、この業種に限らず、多くの人が経験していることだろうけれど。小説にしたら、もっとおもしろかったかもしれないと思うのと同時に、小説だったら、心が痛くて最後まで読めなかったかもしれないとも思う。

  • いしかわ さん

    全体的に暗さを纏っているのが意外だった。読んでいて、とても胸が痛くなる。私は書店員だけど、従業員と店長じゃ責任能力の違いもあるので共感できるところは少ない。店長のツラさや忙しさを、この本を通してやっと知れた気はするけど…。'客'側は「本屋はラクそう」「だいすきな本に囲まれて幸せそう」の認識で、私は良いと思う。少なくとも私は「本屋さんって大変そうよね」なんて、思われたくない。書店員目指してる人は、この作品読んだら挫折するだろうなぁ。つらいこともあるけど、「本」に救われる事もあるのを忘れずにいたい。

  • ひお さん

    まさに立場違えど気持ちは同じとゆーか自分に重ねて怒りと悲しみと絶望を共有した気分になた一冊だった。移動図書館管理者という立場のボクは売上じゃなくて利用者数になるんだけれどお金をかけずに利用率アップはなかなか・・・。民間委託だから結構な低収入だけど、利用者には公務員に見られて高給取りだろうとボロクソに言われるけど、やっぱり続けているのは・・・本が好きなんだからだろーなぁ…。

  • 犬こ さん

    街の書店長の苦悩を書いた一冊。本が好きだから、大型書店とは違ったサービスをしたいから、それだけの情熱だけでは今や、一書店の経営はうまくいかないことを物語っています。街から個人書店が無くなるのは悲しいけれども、本屋さんの現実は厳しい。スマホばかりでなく、もっともっと本を買って読む世の中になってくれれば。

  • koromo さん

    本屋、書店が大好きだから、ああ〜中の人はこんなことを考えてるんだ〜〜と感慨深かった。何の用もなく本屋さんをブラブラすることが私のストレス解消法みたいなところがあるから、私みたいな人間は著者の狙い通りなのかもしれない。何より小売業のストレスが丸写しで辛かった。わたしこんなことがやりたいんだっけ??何なんこれ??というストレスな…分かります、よく分かります。。

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