劇画の神様-さいとう・たかをと小池一夫の時代-

伊賀和洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801307162
ISBN 10 : 4801307167
フォーマット
出版社
発売日
2024年04月30日
日本
追加情報
:
239p;19

内容詳細

憧れの劇画家を目指し、1970年に山形から上京した伊賀青年。『無用ノ介』『ゴルゴ13』のさいとう・プロダクションに入社し、アシスタントとして働き始めるが―。劇画が熱かったあの時代を駆け抜け、いまなお現役の劇画家として活動する著者が描く、劇画黄金時代。さいとう・たかを、小池一夫ら、時代を彩った“神様”たちの意外な素顔、創作秘話など盛りだくさんで贈る全編描き下ろし劇画青春物語!

目次 : 第1話 前程万里―憧れのさいとう・プロダクション/ 第2話 桑弧蓬矢―上京、そして劇画生活の始まり/ 第3話 見賢思斉―「劇画工房」という夢/ 第4話 改過自新―『ゴルゴ13』幻の最終回/ 第5話 吉凶禍福―抑えきれない青春のたぎり/ 第6話 臥薪嘗胆―もうひとりの劇画の神様/ 第7話 幕天席地―小池一夫のキャラクター論/ 第8話 奇貨可居―魅力的な女性を描くために/ 第9話 世運隆替―ついに訪れたデビューの日/ 第10話 捲土重来―戦争漫画が拓いた道/ 第11話 鼓舞激励―箱舟を下りる時/ 第12話 勇往邁進―神様たちから受け継いだもの/ 特別対談 伊賀和洋×やまさき拓味

【著者紹介】
伊賀和洋 : 1952年生まれ、山形県南陽市出身。高校卒業後の1970年、さいとう・たかをプロダクションに入社。劇画の手ほどきを受ける。1972年に小池一夫主催のスタジオ・シップ(現・小池書院)に移り、数々の作品を発表。70歳を超えた現在も劇画家として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • もんらっしぇ さん

    いつか誰かが描いてくれるだろうと…手ぐすね引いて待っていたら、ようやく伊賀さんがやってくれました!さいとうたかを先生が亡くなったのが2021年9月ですからもう3年近く経過。小池一夫先生はそれから遡ること3年の2019年4月没。そうそう、お二人が同い年であったのは本作で初めて知りました…戦後漫画ブームの立役者・手塚治虫〜トキワ荘縁者の先生方とはまったく別系統の、いわゆる「劇画」隆盛の黄金時代を牽引してきた両名。仲が悪いとの伝説もありつつ…実際にその現場で作画を続けてきた筆者ならではの視点で描かれる →

  • くさてる さん

    高校卒業後、さいとうプロに入社し、劇画の手ほどきを受け、小池一夫の下でも働いた劇画家である著者による、当時から現在までの振り返り。著者の一代記のなか、その流れで欠かせない存在として数々の有名作家が出てくるのがほんとに刺激的で面白かった。この時代のことをたくさんの方が書き残してほしいと思う。

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    高校卒業後、さいとう・たかをの元に入社し、劇画の手ほどきを受け、漫画原作者・小池一夫の下でも働いた劇画家である著者による、自叙伝。7/10点  著者は、御年73歳の劇画家。当時の人気漫画家たちがばんばん出てくるので楽しいが、いかんせん絵が古く読みづらい(苦笑) 当初の「ゴルゴ13」の予定最終回は、名もなきコソ泥に刺されてあっけなく亡くなる、というものだったが、「太陽にほえろ」のマカロニ刑事が同様の死に方をしたので、結局変えたそうな

  • kei-zu さん

    さいとう・たかをと小池一夫とともに仕事をした著者による自叙伝。両氏の劇画への情熱と仕事に向けた著者の真摯な姿勢が描かれる。高橋留美子が劇画村塾(小池一夫が創設)の出身であったことは知っていましたが、後の映画プロデューサーである山本又一郎もそうであったとは。名称に「村」が付くのが疑問でしたが、富士山麓にコミュニティを作ろうという構想があったのですね。

  • フロム さん

    さいとうたかおアシ→小池一夫アシとサラブレッドな経歴を持つ著者。さいとうたかおが新聞でアシを募集したら2000人の応募があったと言う時点で絵の才能が凄さが想像できる。先生→アシと言うより徒弟関係に近く、さいとうたかおや小池一夫が結構システマチックに部下を育成しようとしてるのが印象深い。著者は何冊もオリジナルを出しているがこの二人の師の力が非常に大きいと思う。 手塚治虫はエピソードに出てくるが、大友克洋や鳥山明はほとんど出てこない。ライバル視してなかったのかな?

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伊賀和洋

1952年生まれ、山形県南陽市出身。高校卒業後の1970年、さいとう・たかをプロダクションに入社。劇画の手ほどきを受ける。1972年に小池一夫主催のスタジオ・シップ(現・小池書院)に移り、数々の作品を発表。70歳を超えた現在も劇画家として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されてい

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