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ISBN 10 : 4065020077
Content Description
日常生活のさまざまな場面で体験する「痛み」。痛みは、生きていくうえでの防御機能のため、警告の役割もしています。私たちが受ける刺激は、皮膚下の侵害受容器を活性化させ、感覚神経を通って脊髄に伝わり、大脳で痛みとして認識されます。体内で起きている「痛み」のメカニズムを解説。
目次 : 第1章 痛いとはどういうことだろう(だれもが体験し、これからも経験する痛み/ 痛みを理解するための基礎的知識/ 痛みを認識する大脳/ 痛みは主観―痛みは測れない)/ 第2章 痛みはどのように生じ、脊髄に伝えられるのだろう(激辛料理を食べるとなぜ汗が出るのだろう―熱の受容器/ どうして卵をつぶさずに握れるのだろう―機械的な受容器/ 腹痛はどのように生じるのだろう―化学的な受容器/ 傷みはどのように神経線維を伝わるのだろう/ 痛みはどのように脊髄に伝えられるのだろう)/ 第3章 痛みの中枢はどこにあるのだろう(痛みは脊髄から脳にどのように伝えられるのだろう/ 痛みの中枢はどこにあるのだろう/ 痛みはなぜ主観的なのだろう)/ 第4章 なぜ痛みは増強し、持続するのだろう(なぜ痛覚過敏反応は生じるのだろう―皮膚での末梢性感作/ 痛みはなぜ持続するのだろう―脊髄での中枢性感作/ なぜ触刺激が痛み(アロディニア)に変わるのだろう/ 痛みはチャネル病)/ 第5章 痛みの治療はどこまで進んでいるのだろう(着目される痛みの治療薬・治療法の紹介/ 高齢社会における痛みの治療)
【著者紹介】
伊藤誠二 : 1976年京都大学医学部卒業、1981年京都大学大学院医学研究科修了。アメリカ国立衛生研究所(NCI、NIH)Fogartyフェロー、新技術開発事業団研究員・グループリーダー、大阪バイオサイエンス研究所副部長を経て、1994年関西医科大学化学講座教授、2007年から同副学長。がん遺伝子産物、ホルン受容体と情報伝達機構、末梢神経再生や痛みの研究に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kaizen@名古屋de朝活読書会
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