カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた

伊藤絵美 (臨床心理士)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794973719
ISBN 10 : 4794973713
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

ロングセラー『セルフケアの道具箱』の著者が、自ら実践しているセルフケアをまとめて大公開。カウンセラーを目指した経緯、さまざまな心理療法との出会いから、自らの不調・不安(多動、ギャンブル依存、喫煙癖、共依存の母親との関係etc…)に対して実践してきたコーピングまで、実体験に基づくセルフケアメソッドを惜しげもなく披露。『セルフケアの道具箱』と一緒に読みたい、みんなのカウンセリング副読本。

目次 : 第1章 こうしてカウンセラーになりました(「どうしてカウンセラーになったのか」の話/ 認知行動療法との出会いとその後についての話/ スキーマ療法との出会いとその後についての話)/ 第2章 困ったときのマインドフルネス(マインドフルネスとの出会いとその後についての話/ 自動思考とのつきあい方についての話/ 自動思考に対するマインドフルネスについての話 ほか)/ 第3章 いまもこうして生きてます(「思い直し」の技術である認知再構成法についての話/ 問題解決法という最強の対処法についての話/ エクスポージャー(曝露療法)をいろいろ試しちゃった話 ほか)

【著者紹介】
伊藤絵美 : 公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長。慶應義塾大学文学部人間関係学科心理学専攻卒業。同大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。専門は臨床心理学、ストレス心理学、認知行動療法、スキーマ療法。大学院在籍時より精神科クリニックにてカウンセラーとして勤務。その後、民間企業でのメンタルヘルスの仕事に従事し、2004年より認知行動療法に基づくカウンセリングを提供する専門機関を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ころこ さん

    認知行動療法、スキーマ療法、マインドフルネスをおこなう心理カウンセラーの実践と自分史を織り交ぜた本。具体性を伴う人生の背後に理論があって、理論を自分のために使うことはかえってクライアントの信頼感が高まるのではないか。意識の流れをそのまま言語化する、外在化、客観化することで気付きを得る現象学のような考え方を自動思考という。この本は自分史を振り返る自動思考がセルフケアとなり、母親の死後うつになったことから回復していく過程として書かれている。自動思考には即興性があり、明晰だが隙のある直接的な言葉とユルい雰囲気の

  • kanki さん

    エッセイ。テトリスでストレス解消。スキーマ、チャイルドをヘルシーアダルトが癒してガイドし再養育を目指す。うんこ、雲、シャボン玉。ためになった

  • らっそ さん

    プロのカウンセラーがどんなことに悩み、考えて、日々過ごしているかが分かった。ご家族とのお話を自分の家族や、母親と祖母との関係性と並べて考えると、他人事とは思えなかった。次はスキーマ療法の本を読んでみようかと思う

  • Asakura Arata さん

    母親との過去を言語化することが、確かに自己治療になっているなあ。自己開示することを拒否することが多い心理臨床家が多い中で、筆者の姿勢には頭が下がる。自分としては、自己開示が患者さんにとって治療的なことも多いと思っている。

  • ソーシャ さん

    CBTの第一人者、伊藤絵美先生による自伝的(自己開示?)エッセイ。認知行動療法、スキーマ療法との出会いや、実際にやっているセルフケア、両親との関係などを自虐的かつユーモラスに綴っているのですが、最後の方にはかなり重い内容が書かれています。著者という一人の事例を通して、読者に役立つものを提供したいというやさしさを感じられる一冊ですし、有名なセラピストでも悩むことがあるということを教えてくれる本でもあります。(親子関係の相談とかで影響が出ないんでしょうか…)

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