俺のアラスカ 伝説の“日本人トラッパー”が語る狩猟生活

伊藤精一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861827389
ISBN 10 : 4861827388
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;20

内容詳細

「ミスター・アラスカ」「クレイジー・ジャップ」と呼ばれ、アラスカの男たちから“最後の本物のトラッパー(罠猟師)”“伝説のハンター”として尊敬を集める、伊藤精一。先住民から、広大なトラップ・ライン(狩猟場)を譲り受け、30年にわたり、アラスカの原野で狩猟人生を送った。本書は、伝説の猟師が、死と隣り合わせの狩猟生活、最後の秘境の大自然や動物たちの驚異と神秘、ハンティングの醍醐味、そしてアラスカの大自然で生きることの想いを語ったものである。

目次 : プロローグ オレはアラスカの罠猟師/ 1 オレの狩猟生活(1年の暮らし、オレの場合/ 念願の罠猟師になって/ ハンティングも、これまたスリルだね/ アラスカ中のクマから、指名手配をくってるオレ/ ドール・シープを追うってのは、ハンティングの醍醐味だね/ アラスカでの事故は、命にかかわるね/ カヌーイスト野田祐介さんとの会話)/ 2 オレが罠猟師になった理由(アラスカで、罠猟師になるんだ!/ 幻のレストラン「クラブ・トーキョー」の人々/ トムは、オレの罠猟のお師匠さん/ クリアーの華やかなりし80年代/ アラスカの友だちは、みんな変わり者/ 空に消えた、はかないブッシュ・パイロットたち/ 動物に対する思いの変化…あるねぇ)

【著者紹介】
伊藤精一 : アラスカの猟師。1940年2月4日、東京都府中市に生まれる。アラスカ、フェアバンクス市の隣りのノースポール市のレストラン「クラブ・トーキョー」で何年か働いたのち、1970年代末に、アラスカ内奥部のデナリ山(旧マッキンリー山)近くのクリアーに移住。ここで全長150〜200キロにおよぶ広大なトラップ・ライン(罠猟場)を譲り受け、日本人として初めて本格的な“トラッパー”(罠猟師)となる。アラスカの原野や山脈を北へ南へ飛びまわるという狩猟生活を、30年近くにわたり続け、現在はすでに罠猟・ハンティングともに引退

すずきひさこ : 東京生まれ。日本大学新聞学科卒業後、編集プロダクションで編集の仕事に従事。1986年、アラスカへ長期の一人旅をした際に、伊藤精一氏と出会い、結婚。1988年、日本で産まれた長女とともに、アラスカへ移住。クリアーから、日本人罠猟師一家のアラスカ暮らしの記事を発信。2001年、東京の動禅指圧の永井幹人先生に師事し、アラスカでマッサージ師の資格を取る。2002年、フェアバンクス市へ引っ越し、施術院を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ばんだねいっぺい さん

     思わぬ掘り出し物。伊藤さんがユーモアたっぷりに、野性味溢れるアラスカ暮らしを赤裸々に語ってくれる贅沢な本。最初のネズミだ、リスだの話がそうだよなと思った。そして、それを食べる獰猛なレイクトラウト。この手のが好みなので至福の時間だったが、あとがきでちょっと現実へ戻されたり。

  • やっちゃん さん

    厳しい環境に違いないアラスカが桃源郷のように思えてしまった。日本の昭和のイメージと重なり楽しそう。メインとなるはずの狩りの描写が少ないのは会話の書き起こしだからか。やはり本人の書いたものも読んでみたくなる。いまのアラスカがどんなものかも気になる。

  • tom さん

    日本人、単車に乗ったり山登りしていた若者が、アフリカにしようかアラスカにしようかと迷った挙句にアラスカに行く。そして、人の縁で猟師の道に入ってしまった。この本は、猟師をしていた彼の家を訪れた人たちに語った、彼の語りを元妻が録音したものの書き起こし。けっこうリアルに声が聞こえてくるのは、一緒に暮らした人だからできることかも。こういう人がいるのだなあと、私にはとてもできないことだけに、読んでいて楽しい一冊。

  • スプリント さん

    アラスカで暮らす日本人トラッパー(罠漁師)が語った狩猟人生を本にまとめたものです。極限の環境で生きる知恵や大自然の恐ろしさをリアルな言葉で語っています。

  • ぶ〜よん さん

    アラスカで猟師として生きることを選択した元日本人オートレーサーが、罠猟の方法や人生観等を語り尽くす。オオカミとの化かし合い、クマやムースの怖さと美味しさ、ガイドとしてのハンターとのやり取り、緻密に定められた猟のルール、自分以上に破茶滅茶な人間達。録音されたテープを書面に起こしたため、喋り口調がそのまま掲載されているが、それを含めて惹き寄せられる不思議な魅力があり、零下40度以下の世界にある身近な死と、そんな世界でしか生きられない男の話の大きさに、ただただ圧倒される。自分もアラスカで生活した気分を味わえた!

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伊藤精一

アラスカの猟師。1940年2月4日、東京都府中市に生まれる。アラスカ、フェアバンクス市の隣りのノースポール市のレストラン「クラブ・トーキョー」で何年か働いたのち、1970年代末に、アラスカ内奥部のデナリ山(旧マッキンリー山)近くのクリアーに移住。ここで全長150〜200キロにおよぶ広大なトラップ・ラ

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