機動戦士ガンダム 宇宙世紀vs.現代科学

伊藤篤史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784839975043
ISBN 10 : 4839975043
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
176p;26

内容詳細

『ガンダム』に登場する科学技術の数々は、すでに実現間近に迫っていた

覚えているかい? 少年の日のことを。

ガンダリウム合金、ビーム・サーベル、ニュータイプ、ミノフスキー粒子、ヘリウム3、そしてモビルスーツ。
それら宇宙世紀のキーワードを「あれはSFだから、実現は無理」と、一笑に付すのは簡単だ。

本書は各分野の現役研究者たちへ、宇宙世紀のテクノロジーが「現時点では、どのくらいまで実現できているか」「実現するためには、何が足りないのか」という疑問を投げかけて作った書籍である。
本書を読み終えたあとはニヤリと口角を上げ、『ガンダム』好きの友人と会いたくなるのではないか。

「作品内でビーム兵器とメガ粒子砲、ソーラ・レイを使い分けているのは素晴らしい」「Iフィールドが文字通りフィールド(場)であるなら…」などを、現役研究者がガチ考察。

SF好きな全『ガンダム』ファンに捧ぐ。

●本書に登場する、現代科学のキーワード
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)
ハイエントロピー合金
ベイパーシールディング(蒸気遮蔽)
ビーム・ライフルのパルス長
ビームと呼ぶ時は、あくまでも粒子
ビーム・サーベルの鍔迫り合いはリコネクションを表現
Iフィールドが磁場であるならば、高温超伝導磁石によって実現できるかも
上はガンマ波(30-100Hz)が上限で、下限はデルタ波(1-3Hz)
質量がゼロのモノはヒッグス粒子から力を受けない
反物質が消えたのはニュートリノのせい
ダークマターにはいろいろな候補がある
7テラeVまで陽子を加速
超伝導は-270℃まで冷やすと電気抵抗がゼロになる

●掲載作品
U.C.0079 機動戦士ガンダム
U.C.0079 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
U.C.0079 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
U.C.0083 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
U.C.0087 機動戦士Zガンダム
U.C.0088 機動戦士ガンダムZZ
U.C.0093 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
U.C.0120 機動戦士ガンダムF91
U.C.0149 機動戦士Vガンダム

●目次
プロローグ
第1章「ガンダリウム合金」
第2章「ビーム・サーベル」
第3章「ニュータイプ」
第4章「ミノフスキー粒子」
第5章「ヘリウム3」
特別取材「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」
エピローグ

ユーザーレビュー

総合評価

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ねじまき鳥 さん

    宇宙世紀の科学を真面目に考察した一冊。AIやコンピューターなど、ガンダムを「動かす」部分の分野はおそらく50年前からは想像もつかないほど早いスピードで発展しており、宇宙世紀に近付いている気がしますが、その器となるモビルスーツを作る分野はまだまだ先が長そうだな、という印象です。

  • nobu23 さん

    ガンダリウム合金、ニュータイプなどなど、ガンダムの技術を現在の科学で真面目に実現性を考える本。 材料工学や脳波など様々な分野のプロが話をしていて面白い。

  • たかひー さん

    ★★★ なかなかに専門的な話も多く理解が及ばない点もあった。こんな本だから当然だろうが、登場した専門家がガンダム好きなのはうれしい。

  • Ezo Takachin さん

    まだまだ現実の技術は追いついていません。しかし、研究者たちの話は興味深く読めました。ただ、難しい内容も多く・・・ 横浜の動く立像がやっとですから、自立した大きなロボットはまだまだ先でしょうね。

  • azu3 さん

    あとがきには、ガンダム・ファン向けに「わかりやすさを優先させた」とあるが、いや、難しいよ(笑)。理系の人が読むと面白いのかもしれんが。

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