関東戦国史と御館の乱 上杉景虎・敗北の歴史的意味とは? 歴史新書y

伊東潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862486950
ISBN 10 : 4862486959
フォーマット
出版社
発行年月
2011年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,254p

内容詳細

1578年、上杉謙信の死により勃発した戦国史上の大事件・御館の乱。「関東統一政権」の夢を打ち砕いた重大事件の真相とは。東国の戦国史を俯瞰しながら、“上杉・北条・武田連合”立役者の波乱の人生を綴る。

【著者紹介】
伊東潤 : 1960年横浜市生まれ。早稲田大学、外資系企業に長らく勤務後、執筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った実用書を相次いで発表している

乃至政彦 : 1974年香川県高松市生まれ。現在は静岡県沼津市在住。会社勤めをしながら戦国史研究に没頭。特に戦国期の越後上杉氏に対し、政治的解釈を基点に置くことで通説の見直しを試みている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スー さん

    159御館の乱は何だったのか?どんな影響があったのか?景虎と景勝はどんな人物だったのか謙信は誰を後継者にしようとしてたのか?資料を元に読みといていく。まず景虎の経歴と役割、景勝の性格、長尾為景ー春景ー謙信と続く長尾家の越後の支配者としての不安定さの解説と安定させる為の謙信が出した答え等とても興味深く読めました。謙信は景虎を後継者にしたが北条との同盟決裂で変更せざるをえず景虎の息子を後継者にし景勝を成人するまでの陣代にしようとしていた、しかし謙信の死で景勝への不信と関東を巡る方針の対立が乱の原因だった。

  • ミスト さん

    史料は参考になったけれど、なんとなく何かが足りなく感じた。新書だから読みやすさ重視なのかも。御館の乱の入門としてはありかも知れない。

  • とし さん

    僕がこの周辺をあまり知らないからかもしれないが、内容はかなり良いと思った。上杉謙信が没した後の後継体制――景勝と景虎の継承問題――についての新説なのだが、乃至氏の史料分析と論理展開は多くの点で説得的だった。ただ、導入部分の伊東氏の煽りが余計かなぁ。IFの部分で夢を見すぎで、あれでかえって内容が陳腐なんじゃないかといらん予断を持ってしまった。

  • いもせやま さん

    歴史作家伊藤潤氏と在野の歴史家乃至政彦氏の合作。所謂上杉家のお家騒動である「御館の乱」を敗北者側の上杉景虎の視点から捉えた一冊。伊藤潤氏が一〜二章で関東戦国史(北条・上杉・武田)を説明し、三章以降で乃至氏の新説を用いた「御館の乱」の意義を説く。上杉謙信が後継者を景勝(甥)景虎(北条からの養子)どちらにしようとしていたかというものは四説あり、@景虎後継者説(現在主流)A景勝後継者説(北条手切れ後の地位向上)B後継者二人説(越後国主=景勝、関東管領=景虎)C後継者不在説(さすがに荒唐無稽)である。

  • じょるじ さん

    「北天蒼星 上杉三郎景虎」を以前に読んでから、本書を読みたいと思っていました。しかし、どこにも売られておらず、amazonで購入(2,000円‼︎) 北条の思惑、武田の思惑、上杉の思惑、そして越後の国衆達の思惑が複雑に絡み合いようがなんとか理解できたと思う。景虎ってやっぱり優秀で人徳もあったと思う。でも、景勝のような泥臭さというか執念みたいなものが欠けていたのかな?運に見放された感は強い。勝頼が景虎に味方していたら…とあったが、景虎の甘さやツキの無さを思うと、上杉をまとめる事も難しかったんじゃないかな?

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人物・団体紹介

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伊東潤

1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「第一回本屋が選ぶ時代小説大賞」を、『国を蹴った男』(講談社)で「第三十四回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第四回山田風太郎賞」と「第一回高校生直木賞」を、『峠越え』(

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