仮面

伊岡瞬

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041095928
ISBN 10 : 4041095921
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
追加情報
:
408p;19

内容詳細

読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家としてテレビで活躍する三条公彦。三条の秘書として雇われた菊井早紀はその謎多き私生活と過去が気になっていた。そんな折、パン店経営者の妻・宮崎璃名子の白骨遺体が発見される。行方不明となった主婦・新田文菜の捜査にあたる刑事の宮下と小野田は、文菜と璃名子の不審な繋がりに気づく。三条は2つの事件に関わっているのか?宮下たちは捜査を進めるが―。ラストまで目が離せない、瞠目のクライムサスペンス。

【著者紹介】
伊岡瞬 : 1960年東京都生まれ。広告会社勤務を経て、2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。16年『代償』で啓文堂書店文庫大賞を獲得し、同書は50万部を超えるベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    王様のブランチのBOOKコーナーで紹介されたので、読みました。伊岡 瞬、初読です。誰もが少なからず被っている仮面、スリリングな内容で快調に飛ばしました。犯人がバレバレなだけに、最期にサプライズがあれば、もっと高評価につながったと思います。ショーンKの経歴詐称事件を想い出しました。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/6009

  • 旅するランナー さん

    仮面をつけた野郎たち。韓国映画っぽい、ダークでグロい軽快さを感じる、クライム小説。心イラつかせる展開だが、宮下刑事の一貫した誠実さで中和されます。犯罪者の流れるような破滅への道が楽しめます。

  • いつでも母さん さん

    この世は仮面舞踏会。ならば誰よりも軽やかに優雅に最期まで舞えよ!正直言って気持ちの座りが不快な奴らばかりだった。生きていると仮面が必要なときはあるよね。見栄や保身、快楽や人を陥れる為の仮面ばかりはゲンナリする。ましてや隠すために殺すな!ムカムカした気持は宮下刑事の言葉で救われる。そこにたどり着くまでが兎に角我慢だった。伊岡さんだものね。宮下刑事お久しぶり、又どこかで会えると良いな。

  • まちゃ さん

    刑事、犯人、被害者それぞれの視点での章立てはスピード感があって、引き込まれました。「ノンストップ・クライムサスペンス」ということでしたが、ラストは足早で少し物足りなく感じました。読字障害を抱えながらも作家・評論家として活躍する三条公彦。行方不明の主婦・新田文菜の捜査にあたる刑事の宮下と小野田は、白骨遺体で発見された宮崎璃名子と文菜のつながりに気づく。そこから浮かび上がってくる三条との関係、そして明らかになる仮面の下に隠された三条の別の一面。

  • のぶ さん

    最後まで読み通してタイトルの「仮面」の意味が分かった気がした。本作は三条公彦という人物を中心に展開していく。読字障害というハンデを持ちながらアメリカ留学後、作家や評論家として活躍している。そんな人物の周辺でパン店経営者の妻の白骨遺体が発見される。一方で、新田文菜という女性が行方不明となる。捜査にあたる刑事の宮下と小野田は、次第に事件の全貌を掴んでいく。この展開がサスペンスを盛り立てるが、自分は登場人物の何人かに共感が持てず、作品に深く入り込んでいく事ができなかった。決してつまらない物語だとは思わないが。

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人物・団体紹介

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伊岡瞬

1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞しデビュー。『代償』はドラマ化され、啓文堂書店文庫大賞も受賞。19年『悪寒』で再び啓文堂文庫大賞、『痣』で徳間文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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