われよりほかに 谷崎潤一郎最後の十二年

伊吹和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062064477
ISBN 10 : 4062064472
フォーマット
出版社
発行年月
1994年02月
日本
追加情報
:
541p;22

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ふむ

  • yoyogi kazuo さん

    非常に面白かった。京都大学の国文科にいた時に谷崎版源氏物語の口述筆記者として京都の自宅書斎で仕事を始め、夏は熱海の別宅にもついて行く。谷崎のワガママな仕事ぶりや、休みの日にも東京での買い物や用事を言いつけられたりするのに辟易したり、谷崎の人間的な欠点を率直に指摘する一方で、谷崎の秘書が務まるのは自分しかいないとの自負も感じられ、書斎での緊張した仕事の様子、松子夫人や入れ替わり立ち代わり現れる大勢の女中たちの様子など、著者にしか書けない谷崎文献中でも第一級の資料。文章も知的で美しい。

  • sloth_life さん

    要所を熟読。

  • しんこい さん

    谷崎晩年の仕事ぶりや生活とを垣間見させ、取り上げられた作品を読み返したくなりました。

  • TOKUMOTO さん

    大作家の熱海、京都、神戸での生活が作品と共に知ることが出来る。

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人物・団体紹介

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伊吹和子

1929年京都生まれ。エッセイスト。京都大学文学部国語学国文学研究室勤務を経て1953年、谷崎潤一郎『新譯源氏物語』の原稿口述筆記を担当、引き続き中央公論社に入社。主に文芸書、文学全集などの編集に携わり、1984年の定年退職まで、多くの作家を担当する。著書に『われよりほかに谷崎潤一郎最後の十二年』(

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