2050年の地球を予測する 科学でわかる環境の未来 ちくまプリマー新書

伊勢武史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480684189
ISBN 10 : 4480684182
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
追加情報
:
176p;18

内容詳細

環境問題は短絡的に結論を出したり、感情論で突っ走ったりせず、落ち着いて考えることが大切だ。大気や海の汚染は国境と関係なく地球規模で広がっていく。自然を守るために私たちが選択する道を探る。

目次 : 第1章 環境問題について思う/ 第2章 公害について―環境科学の基礎知識1/ 第3章 生物とはなにか―環境科学の基礎知識2/ 第4章 今世紀最大の環境問題、地球温暖化/ 第5章 未来を予測して対策する/ 第6章 幻想を捨てて学ぼう―環境対策のこころがまえ

【著者紹介】
伊勢武史 : 1972年生まれ。ハーバード大学大学院進化・個体生物学部修了(Ph.D)。独立行政法人海洋研究開発機構特任研究員、兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科准教授を経て、2014年より京都大学フィールド科学教育研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • future4227 さん

    2023年中学入試で浦和明の星、大妻、巣鴨、法政大学、洗足学園などで出題。中高生に向けて書かれた環境問題の入門書。共有地の悲劇という寓話を引き合いに出し、共有地(共有物)に対して後先考えずに粗雑に扱うのは人間の性だと認識することが大切。いつまでも個々人のボランティア精神に依存していても地球規模の環境問題は解決しないと筆者は主張する。環境問題に取り組むことで我々に何らかのメリットを感じさせる取り組みや仕組みづくりを考える必要がある。温暖化防止のために宇宙空間にアルミ箔をばらまくっていう発想に仰天。

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    2050年の地球を予測する ─科学でわかる環境の未来。伊勢 武史先生の著書。伝染病の拡大や異常気象の発生は地球環境悪化の前触れかもしれない。このまま環境問題が解決されなかったら2050年の地球はどうなってしまうのでしょう。大気汚染に海洋汚染に森林破壊。大気汚染に海洋汚染に森林破壊が日々起きている現実から目を背けても事態は悪化するだけ。一人一人が地球環境問題に真剣に取り組む姿勢が求められている。私利私欲は捨てないと2050年の地球は悲劇しかないかもしれないから。

  • クロメバル さん

    環境問題がようやく「身近な問題」になってきた。これまでは意識の高い人だけが取り組んでいたようで、ブームが去るとマスメディアで取り上げられることもなくなっていた。 しかし、もう待ったなしの状況だ。IPCC AR6には、地球が温暖化していることは確実で、それが人間の活動のせいであることは「疑う余地がない」と明記されているらしい。人間という生物が、生物であるが故に目先の利益に囚われやすいこと、ただしある条件のもとでは利他的な行動もとることなどをもとに環境問題への取り組み方を思案されているところがよかった。

  • のら さん

    環境科学、地球温暖化などを幅広く概観。地球環境入門とも言える一冊。本書の内容自体は入門書として分かり易い反面、内容とタイトルに乖離を感じる。2050年の地球の予測について書かれている本では無いので要注意。繰り返しですが、内容自体は入門書として分かり易いです。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    「ルールを守る人たち」と「ルールを守らない人たち」がいれば、絶対的に「ルールを守らない人たち」が得をする。そしてルールは形骸化する。 また、環境問題を逆利用して、環境を破壊してでも太陽光発電や風力発電で儲ける事業者や国家も存在する。 「カーボンニュートラル」をいいように解釈して、ガソリンエンジンを市場から締め出そうとする国家もある。 中国、ロシア、北朝鮮などの独裁国家は、地球のことよりも自国の利権、独裁者自身の利益を優先する。核兵器もコントロールできない国際社会に、環境問題を解決できるのか、、、、

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

伊勢武史

1972年生まれ。ハーバード大学大学院進化・個体生物学部修了(Ph.D)。独立行政法人海洋研究開発機構特任研究員、兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科准教授を経て、2014年より京都大学フィールド科学教育研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品