「隠れたる神」の痕跡 ドイツ近代の成立とヘルダリン

仲正昌樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784792721220
ISBN 10 : 4792721229
フォーマット
出版社
発行年月
2000年12月
日本
追加情報
:
22cm,522p

内容詳細

ヘルダリンの詩的エクリチュールの「中心」(世界は根源なき深淵)を外れた軌跡は、絶対者(神)に対し距離を取りながら(また自我の専制と最終審級の留保の境位)、その「痕跡」をたどらざるをえなかった(テロスなき無限に生成するポエジーの翼を言語の限界から限界の言語へ脱中心的に拡散してゆく詩想的差延運動)“近代”という悲劇(暗黒の夜)の象徴である。

目次 : 序章 ポスト・モダンとヘルダリン/ 1章 ヘルダリンの危機意識と近代合理主義/ 2章 ドイツ観念論とヘルダリンの「根源」の思想/ 3章 ヘルダリンの言語哲学/ 4章 ハイデガーのヘルダリン解釈をめぐって/ 5章 ヘルダリンのドイツ性と祖国的転回/ 6章 へーゲルとヘルダリン/ 終章 「近代」の限界とヘルダリン

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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仲正昌樹

1963年広島生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かりやすく読み解くことで定評がある。また、近年は、『Pure Nation』(あごうさとし構成・演出)でドラマトゥルクを担当し自ら

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