工学部ヒラノ名誉教授の告白 エンジニアが「物書き」になったワケ

今野浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791767267
ISBN 10 : 4791767268
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
今野浩 ,  
追加情報
:
203p;20

内容詳細

冒険小説を読み漁り、父の影響で映画を観まくり、英文学者にあこがれていた少年。彼はさまざまなプレッシャーのなかエンジニアへの道を進み、そうして一掴みのチャンスをものにして一流の研究者になった。しかし、彼は研究者生活を終えたあと、突然に工学部の「語り部」なることを決意する―。いま明かされる「工学部ヒラノ教授」の秘密。

目次 : 定年退職/ エンジニアに向かない少年/ 工学部に紛れ込んだ青年/ 研究者への道/ 研究者の寿命/ 「工学部の語り部」の誕生/ 収容所生活/ 大震災と妻の死/ 『終わりのない物語』/ ノンフィクションからセミ・フィクションに/ 名誉教授の独居生活/ 語り部の評判/ 大学の危機と語り部の提言/ 工学部の語り部の役割

【著者紹介】
今野浩 : 1940年生まれ。専門はORと金融工学。東京大学工学部応用物理学科卒業、スタンフォード大学大学院オペレーションズ・リサーチ学科修了。Ph.D.工学博士。筑波大学電子・情報工学系助教授、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授、中央大学理工学部経営システム工学科教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hatagi59 さん

    先生のイメージが、どんどん変わってくるなぁ・・・。 書評を結構気にされていて、Honzメンバーの名前が出てきた時には驚いた。 それよりも、大学への提言は、ご尤もな感じ。特に教授の能力、得意分野に応じて、力を入れてもらうタスクを分けて、結果を出していくという点。 組織のマネージメント、大学関連の業務が不得手な人で、研究、教育能力が抜群に高い人には、そういうのはやってもらわずに、得意なところに注力して貰った方がいいよな。 悪平等が蔓延っていると、優秀な人からいなくなってしまうよね・・・。

  • いっちょらるれ〜 さん

    確かに1990年代大学は毎日行くところではないらしいと思っていました。理系の弟二人が毎日大学に行くのを見て「あれ、大学って毎日行くの?」と不思議に感じたのを覚えています。そして、次女が工学部に通う今(駅弁大学ですが)もっと早く今野先生の本を読んでいれば・・・と思うのです。

  • takao さん

    ちょっとした、回想話。同じ話を繰り返し書いているのは、1冊しか買わない読書のため。

  • takataka さん

    ブックファーストでたまたま見つけて、図書館で借りてきました。ヒラノ教授スミマセン・・・ ヒラノ教授の生い立ちから、執筆現在までのヒラノ教授の変遷が分かります。ちょうど新潮文庫でも刊で出ましたね。パラパラのぞいてみるとSTAP細胞についてという項目がありました。文庫用に書き下ろしたのかな?

  • ご〜ちゃん さん

    「大学教授は、本を読んでいるだけで尊敬されるいい職業だ」という勘違い。本を読むのが趣味の少年が、そのまま結果として大学教授になったということ。淡々と書かれた文章だが、とても読みやすく面白い。

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